yumemi902’s blog

不定期更新茶番、稀にゲームの話もしてるよ。【→注意事項】キャラが原作や公式の設定とはかけ離れていたり/キャラ崩壊/パワーバランス崩壊/クロスオーバー/ギャグ&シリアス路線。ご都合主義、自己満足、支離滅裂、意味不明で目的が忘れ去らるし物語が成り立ってないです、ぶっちゃけノープランです。こんな感じのブログです、無理な方は迅速かつ的確なブラウザバックをお願いします

短期茶番 その23【蒼き雷霆】

「・・・」


止めどない雨、分厚い雲から落ちてくる水に打たれながらずっと下を向いて歩いている

あの激しい戦いの後迎えに来ていたモニカさんとジーノいや、前の仲間達に目もくれずそうだ、お構いなしだった…

そういえば、あの時ジーノがなにかを言っていてたはずだけど気持ち的に精一杯過ぎてなんにも聞こえなかった

一体、僕は何処まで歩いたのだろうか?と確認しよつと顔を上げた途端


パッと雨が止む────────


「ここは何処だろう」


何処までも、何処までも、終わりがなくてずっと続きそうな空と街の背景
しかし、地面すらも真っ白で色1つ無い。
手元を確認して体全体を見てみる


「僕だけ……色がある」


・・・?
気のせいだろうか、ここの時間だけが止まっている


「これは・・・まさか、敵の第七波動か?」

『うんん…違うよ、GV』




【追憶】




GV「・・・その声は、シアン!?いや…彼女はいない…だってあの時・・・あの時!」

シアン『うん…私だよ』

GV「ほ、本当に?」

シアン『そんなに疑わなくても・・・でもまあ…疑うのは無理ないわよね』

GV「………っ」


突然蘇る、聞き知った少女の声
見知った光景 ただ静かに暮らしていた時間
そして、フラッシュバックする救えなかった現実


GV「(なんだか、考えが霧になっていくような感覚がする…)」

シアン『・・・?』


シアンはあの時…光になって僕の目の前から消えてしまった
冗談を言ってるわけじゃない…
でも、今は何故か"電子の謡精"の姿で僕の目の前に現れる


GV「君は…本当に死んでしまったのかい?」

シアン『………GV、その…………あのね』


少し声に出そうになった言葉

"亡霊"────────────

しかし、違う気がした。
そう、あの時も僕に"翼"(チカラ)を貸してくれたのは彼女だ。
嘘偽りない、確かな"翼"だった・・・


GV「シアン…」

シアン『死んだ………か。それはちょっと違うかな…」

GV「………え」

シアン『私はGVとモルフォによって生かされた…って感じかな?』

GV「モルフォと……僕?」

シアン『ほら、GVがくれた宝石で作ったペンダントを渡したよね。それを持っていてくれたおかげだよ』

GV「ああ…あの、手作りペンダント!」


咄嗟に出した、7つの宝石を散りばめたシアンお手製の手作りペンダント
しかし、戦いの中…その敵から放たれた弾から護ってくれたが今はその原型すら留めてない。

何の効果もないただの普通のペンダントだったからこそできたのかもしれない………………


シアン『それがあったから私は今ここにいるの』

GV「そうか……」

シアン『もう…壊れちゃたけどね』

GV「それは・・・ごめん…」

シアン『大丈夫よ!また直せばいいからね』

GV「その時は指南、頼むよ」

シアン『(わあ〜GVに頼まれた・・・!)まっかせてよ!!』

GV「あははは・・・」

シアン『・・・ ・・・ ・・・』

GV「…こうやって話したのはいつぶりだろうね」

シアン『うん…なんだか何年も経っちゃたって感覚がするよ…』

GV「僕もなんだかそう思えるよ…」

シアン『だよね・・・』





この空間から一体何時間たっただろうか?
思えば、結構な時間が立った気がする





シアン『あ、GV!見て!』

GV「ん?」


いつの間にか霧が晴れてた、それは自分の考えも晴れた
ということなのだろうか?

いや、"ここ"ではそんな気がしただけだ。
"ここ"じゃ自分の答えは見出しきれないようだ…


GV「え、建物?」

シアン『ここだけ色が付いてるね?』



ー終着駅ー



GV「ここはあれ?……………駅だ」

シアン『さっきまで建物だったのに不思議…駅になるなんて・・・』

GV「ああ、それに線路も見当たらないね」

シアン『んー』

GV「終着駅…?」

シアン『ん?あ!ねえねえ、GV!外が!』

GV「え?」

シアン『世界が色が付いてきたよ!』

GV「本当だ・・・」



建物に踏み込んだ途端に駅に変わり
不意に見た看板、そこに書かれていた名前は

終着駅(ラストステイション) と書かれていた

理解が追いつかないまま真っ白な世界が終わり
空が ピンク 黄色 緑 紫 オレンジ 赤 水色 と色を替えて

そして 蒼 となった瞬間、光輝きだしていく


GV「あれ、なんだ?だんだん光が・・・?うわっ!」










【次回予告】
詳しくは本家の蒼き雷霆ガンヴォルトとドラマCDを見よう!


ー突撃訪問ー


マリオ「なあ、あー・・・えーと、あんたがGVさん?」

GV「・・・GVでいいよ」

マリオ「そうか、ならGV…言うぜ、この世界は夢だ」

GV「急に押しかけて急にそう言われても」

マリオ「んーまあ、そうだろうな!教えてやろう"この世界"は本当に夢だ。そして時間が忘れる程無限にある。だから、飽きるまでこの世界にいればいいさ…困ったら・・・あー、えっと、うん、いざとなったら頼れる奴らがいっぱいいるしな!」」

GV「はぁ・・・(なんか曖昧にされた気分だ)」

シアン『能力者とかいるのかな?』

マリオ「うーん、魔女とか天使とかいるからそこまで珍しくないな!」

GV「………へぇ」

シアン『世界は広いね・・・』

マリオ「ああ、でも帰りの切符だけは無くすなよ。俺みたいに」

シアン『え…?』

GV「!?」

マリオ「じゃーなぁー!GV・・・と、幽霊さん?」


なんの躊躇もなく、その人はベランダから飛び降りた


GV「え、まさかあの人シアンが見えていたのか!?」

シアン『え、ちょ、待ってよ!』



あれから何ヶ月かたった茶番世界   豪邸より
(時系列は…まあ言わなくてもいっか)



マリオ「おい、そんな辛気臭い顔してるんじゃない」

夢美「せやで、ここではボケとツッコミの入れ替えが激しい世界…そんな顔してたら生き残れないぜ!」

GV「なんだか、ツッコミに優しくない世界だなー・・・」

シアン『ここってボケしかいないのね……GV、負けずにファイト!』

GV「もしかしてボケサイドに行けば楽なのだろうか…」

霊夢「やめたほうがいいわよ、下手にボケに行くとあっという間にお陀仏になるから」

GV「苛烈過ぎる・・・」

アイク「悪いことは言わない、新人の内は慣れるまでのんびり過ごしていたほうがいい」

ネス「後、爆発多いいから気をつけてね…」

シアン『ええ……』

GV「そ、そうなんだ…」

クラウド「飲み物届けに来た」

ネス「外、暑いもんねー…野球がしずらいよ」

ロック「クラウドと偶然ぱったりと…やあ!あれ、クラウドが二人いる?」

GV「盛大な人違いだよ」

シアン『私は間違わなかったけどね!エッヘン』

ウォル「確かにな」

エコー『もー、区別はしっかりしておきなさいよ〜?』

クラウド「分かった(AC版)」

ゼロ「多少はマシになったな」

マリオ「ロクゼロまで来たか…これはいよいよ収集つかなくなりそうだな」

夢美「んじゃ、早いけどここらへんで!」


《ピンポーン》


「ジルウェエクスプレスの《ノイズ》です。あの、異国語読めなくて…じゃなかった、イライヌシに頼まれてきたけどおーい、誰かいないのかー?暑いから早く家に入れてくれないか?」

「ジャポンって暑いのね…砂漠並み…誰か出てきてほしいなぁ・・・」

マリオ「誰かなんか頼んだか?」

ゼロ「いや、頼んでないが?」

GV「じゃあ、誰が一体?」


「だって鍵かかって」

「勝手に入る気だったの?!どこの勇者よ!」

「物騒な勇者もいたもんだなー」

「白々しいっ!」


ロック「ま、まさか、(この世界での)5.6人目の・・・!」



次回【集いし者たち】