yumemi902’s blog

不定期更新茶番、稀にゲームの話もしてるよ。【→注意事項】キャラが原作や公式の設定とはかけ離れていたり/キャラ崩壊/パワーバランス崩壊/クロスオーバー/ギャグ&シリアス路線。ご都合主義、自己満足、支離滅裂、意味不明で目的が忘れ去らるし物語が成り立ってないです、ぶっちゃけノープランです。こんな感じのブログです、無理な方は迅速かつ的確なブラウザバックをお願いします

長期茶番 〜世界物語 2 〜【ある一つの終わり】

【前回のあらすじ】

キノピオ達《「マリオさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!・・・と、ルイージさん!」》

二人「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

マリオ「遂にキノコ王国も終わりを迎えるのか・・・」

ルイージ「いや、なんでそんな発想に至るのかな・・・」

マリオ「とりあえず落ち着いてくれ」

キノピオA「はい、それが…」

キノピオB「地面・・・いやこのキノコ王国全土を囲うように白い円ができ始めて」

キノピオK「その白い円がだんだん縮小化して」

キノピオM「それに触ったもの全てが」

キノピオP「消 え 始 め た ん で す!!!」

マリオ「消え始めた…?」

ルイージ「え?どういうこと・・・?」


【はじまります】

マリオ「なあ、それってクッパの仕業・・・じゃなさそうだな」

ルイージ「今回は違うのかい?兄さん!」

マリオ「クッパじゃないな…なあ、速度は?」

キノピオP「えーと、なんでしたっけ?」

マリオ「その白い円のことだ!」

キノピオA「ああ・・・今の所、ゆっくりでしたね…」

マリオ「そうか・・・なら今回は逃げられない…だろうな」

ルイージ「諦めるのが早いよ!」

マリオ「全てが消える・・・昔にもあったんだ」

ルイージ「え…」

マリオ「なんてこと…あったしな」

ルイージ「もしかしてあの世界?」

マリオ「ああ、かつての世界・・・だ」

ルイージ「よく分かんないけど…凄い目に会ってたんだね・・・」

マリオ「凄いかどうかはさておき・・・どうしようかな…」

ルイージ「絶対に逃げらなさそうなのは確か…」

「はぁ…はぁ…」


奥から誰かが必死に走って来る・・・と
後ろには物凄い勢いでドスドスと走って来る


マリオ「ん?姫さんと・・・クッパ!?」

ルイージ「ええ!?ピーチ姫は分かるけど…クッパ!?」

ピーチ「マリオ、ルイージ・・・ああ、よかったです!まだ消えてなかったのですね!」

マリオ「俺達全然気がつけてないだけどな・・・んで、姫さん…なにがあったんだ?」

「ワガハイもいるぞ!」

マリオ「そうだったな、ところで…jrは?」

クッパ「それがだな・・・」


その話題を出した途端に表情が一気に曇る
さては何かあったな?と言いたいが一気に出しづらくなる
いくら宿敵だって、言われたくないことや禁句だってある
でもあんたのその顔なら一発で分かる。
一体、何年勝負して来たと思っているんだ?


マリオ「いいよ、話さなくて」

クッパ「うむ、助かる」

ルイージ「でもなんで二人は逃げてきたんだい?」

ピーチ「私は最後まで残るつもりでいたのです…!」

マリオ「その分だったら絶対姫さんを逃がすだろうなぁ」

クッパ「ワガハイもだ…なぜだ!」

マリオ「おっと、ここでブレスは厳禁だ」

ルイージ「じ………じじじ…地団駄も無しだよ!」

クッパぐぬぬぬぬぬぬ………!」

マリオ「無駄に怒るならかかってこい」

クッパ「貴様こそ!ボコスカにしやろう!」

マリオ「ならば、お前を中国料理しtぐはぁっ!? 」

クッパ「ぐおぉぉ!?」

ピーチ「ちょっと!こんな時にやめなさいっ!」

ルイージ「そうだよ!兄さんもクッパもやめなよ!」

二人「ふんっ!姫さん(ピーチ姫)の言うことだ、今回は勘弁してやる(やるのだ)」

ピーチ「全く・・・」

ルイージ「え、ボクは…?」

マリオ&クッパ「(今の、すっごく痛かった(のだ)」

ルイージ「って、こんなことしてて大丈夫なのかい?」

マリオ「そうだった・・・」

「み〜つけた!」


突如、ジャラジャラと音を鳴らし高速で何かが投げ飛ばされ地面に刺さる


マリオ「誰だ!」

「やあ!私、水雲 蒼子(スイウン アオコ)って言うんだ〜!」

ピーチ「異世界からの人…?」

蒼子「ご名答〜!さて、世界が再生される途中なんだ邪魔はできないと思うけど全て無に帰ってもらうよ〜!」

ルイージ「世界が再生?」

クッパ「む?世界が崩壊じゃ…なくてか?」

蒼子「命令だからね、ぜ〜んぶ消えなきゃいけないの」

ピーチ「だからって何故私達の世界なのでしょうか?」

蒼子「さぁねぇ〜、それに一番厄介なそこの赤い人を倒さなきゃいけないみたいなんだよね〜」

マリオ「待て、なんで俺なんだ!?」

蒼子「世界の物語を駆け抜ける主人公だからさ〜」

マリオ「お前もアイツみたいな事を!」

ルイージ「アイツ…?」

蒼子「やっぱり覚えているんだね〜(女神が言ってた通りなんだねぇ〜)」

クッパ「なにを言ってるのか知らないが貴様を止めたら戻るのだろうな?」

蒼子「ふふ〜ん、止まるかな〜?じゃ!勝負!」

ルイージ「早い…!」

蒼子「ここだよ!えいっ!」

マリオ「よっと…やっぱ、俺狙いか!」

蒼子「当たり前だよ!それそれそれ!」

マリオ「くっ…!キリがねえ!」

クッパ「スライディングパンチ!」

蒼子「後ろも分かりきってること…!よっと…」

クッパ「なぬ…!」

蒼子「そのままぶつかっちゃえ〜」

マリオ「当たるかよ!」

クッパ「ぐぅ…!」

マリオ「メテオナックル!」

蒼子「うわぁ!?」

マリオ「からのメテオヒップドロップ!」

蒼子「あうっ…!」

ルイージ「なんとかしなくちゃ…!ハンマー投げ!」

蒼子「な!くぅー!えいっ!」

ルイージ「え!?うわわわっうわぁっと!」


どんどん投げられる鎖鎌を避けるマリオ
そのスキを狙ってスライディングパンチをするも悲しいかな空振りするクッパの頭を使って踏み飛んで宙に浮いてた蒼子にメテオナックルをくらわしメテオヒップドロップでダメージを稼ぐが同時にハンマーを投げたルイージだがハンマーを弾き返すもなんとか避ける


蒼子「簡単にはくらわないからね!」

クッパ「マリオ!ワガハイを踏みつけるとはどういうことだ!」

蒼子「(あの亀、遅いくせになんて早くも高威力のパンチを・・・?)」

マリオ「俺に向かって来たのが運の尽き」

蒼子「(しかし、この男軽いながら素早い…楽しくなってきた!)」

クッパ「なんだと!!」

ルイージ「まあまあ…落ち着いて」

蒼子「(あ、もう緑の人…なんか忘れてしまいそう…意識を集中させなきゃ・・・!?)」

クッパ「任せておけ!」

マリオ「ああ!ブラザーアクション!」

ルイージ「OK!みどりこうら クッパスペシャル!」

マリオ「いけぇい!」

蒼子「なにそれ面白そう…!だけど」

ルイージ「まだまだ!」

マリオ「そいっ!」

蒼子「あははは!」

マリオ「燃えろ!クッパ!」

クッパ「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

蒼子「え、なにそれ…いやぁ!」


《ドゴォーーーン!》


ルイージ「最後むちゃくちゃ…!」

クッパ「どうだぁぁぁ!」

マリオ「これで・・・!」

蒼子「あー、面白いね!」

マリオ「めっちゃタフだな……!…ん?」

ピーチ「・・・」


ヒールの足音を鳴らしながら近づきどこからもとなく出されたフライパンと扇
凛々しくもどこか怖いピーチ姫は構える
なんかよく分からないけど蒼子も構える
その得体の知れない恐怖と緊張感が波となって彼女に押し押せてくる


蒼子「ッ…!(なんだ…こいつ…)」

ピーチ「行きますよ?」


マリオ「マジか、多分死んだわアイツ」

クッパ「まさか、ピーチ姫が戦うとは」

ルイージ「なんとなく分かる…いや、スマブラで戦ってるじゃないか」

マリオ「いけー!姫さーん!」


ピーチ「はぁっ!やっ!ええい!」

蒼子「うわぁ!?(なんて素早いの!?)」

ピーチ「まだまだ行きますよ?」

蒼子「ぐっ!調子乗らないでよね!」

ピーチ「すっ…」


《ガンガンガンガンガンガンガンガン》


蒼子「え?」
 
ピーチ「か弱いと思ってたのかしら」


マリオ「俺、姫さんに負けてるんだよな…実は」

ルイージ「舞踏(武闘)派だったんだね…ピーチ姫…」

クッパ「だが、そんなところもいいッ!」

二人「え」


蒼子「マジで!?何こいつ!?」

ピーチ「これで・・・」

蒼子「ちょっと本気出すからね!タイダルウェーブ!」

マリオ「!」

ピーチ「きゃ!」

蒼子「あ・・・!(でもそろそろタイムリミットが迫ってきてる・・・)」

マリオ「なんて、波なんだ…!」

ピーチ「ありがとうございます」

マリオ「いや、それよりも…」

ルイージ「あれだね?」

クッパ「む、もうこんなところまで迫ってきてるとは…!」

ルイージクッパ、確か変身はできたよね?」

マリオ「ネコクッパやってたなぁ…」

蒼子「何をするのかは知らないけど…みんな流されてしまええええええ!」

マリオ「アイスフラワーないのか!?」

ピーチ「冬じゃなくても取れるはずです!」

クッパ「なん…だと…夢のアイスクッパができると言うのに持ってきてないのか!?」

ルイージ「忘れてたァァァァァァァァァ!」


ーマリオの家ー
アイテム袋『忘れるんじゃねええええええええええええええええええええ!』


マリオ「俺も忘れてたァァァァァァァァ!」

クッパ「本当にこの兄弟、大丈夫なのか?」

ピーチ「まだ、マリオの家は消えてないはずです…!」

クッパ「まさか、ピーチ姫・・・」

ピーチ「行ってきます・・・!」

二人「ピーチ姫えええええええええええええええ!」

マリオ「姫さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

蒼子「一人は逃げたようね?」

マリオ「姫さん・・・早く…!」

クッパ「時間稼ぎはするのだ…!」

ルイージ「やってみせる…!」

蒼子「タイダルウェーブも世界再生も止まらないよ!」



ピーチ「あっ・・・・・・・!?」



蒼子「全ておしまいだからね!」

3人「!?」

「それは僕がさせないよ?」

蒼子「!?」

クッパ「行くのだ!マリオ!」

ルイージ「必ず助けてよ?ね!兄さん!」

マリオ「待てよ、やめろ…!るい…な!うわぁっ!?」



























































投げ飛ばされてどこかに落ちる
落ちる 落ちて 落ち続けるそんな感覚がした
目を開けた瞬間暗闇が続く

無の様な
風の様な
水の様な
闇の様な

なんだろうか?
永久回路とは? 永遠に続くとは? ・・・無限ループ?

電源が切れた様な世界
永遠に続きそうな世界

考えがまとまらない!

マリオ「なんで、過去にあったことが今・・・また・・・」


落ちる中。ただ一人、絶望と不安の感情が交わる中
俺は何故かまた昔の記憶を思い出す
あれは、全てが消えた日のことだーーーー


「あぁ…温かいなぁ…これが人のぬくもりってやつかな?」


一人を抱きかかえる
それは、かつての世界での友人
あいつに似てる…

・・・がどうしても顔は思い出せない


「なんで、お前が死んだら・・・世界がこんなにもめちゃくちゃに・・・!」

「うんん…違うよ…これは私の意思なんだ」

「はぁ!?」

「この世界で、いろいろなことがあったね…海が凍ったり 記憶を探す旅をしたり 裏世界に行ったり 奇跡が起きたり やりたい放題して 怒って 暴れて 楽しんで 笑って ツッコミがあって ボケて 泣いて いっぱい死んで ワクワクして…なんて言うか・・・すっごく楽しい時間だった…」

「これからも、ずっとあるじゃねーか!なぁ…!」

「もっと、この世界で茶番をやりたかった…」

「もっと出来るさ…これからも、生きていれば・・・!」

「そんな私が…今死にそうなのに?笑えるよ… 」

「もう、いい…喋らなくていい!今・・・」

「回復はもう受け付けないよ、いいかい?この世界は私が消えれば終わる…そう、これは決定事項なんだ」

「そんな決定事項なんて…いらない……!」

「許してほしい、私はこれからも生きられるさ…ただ、世界が消えて新しく作り直される…世界再生…でもきっと君は逃れるだろうね、だって世界には主人公が必要なのだから」

「主人公なんてこの世界にいない・・・」

「いるよ、私の目の前に」

「違う・・・!」

「違わなくないさ、じゃあそろそろ・・・」

『ああ…ずっーと・・・もっと・・・幸せに茶番をしたかったな・・・』

「……………!」


《パリィィィィィン……》


ガラスの様に光になって消えいく・・・と
同時に自己満足でやりたい放題だった世界はあっと言う間に崩壊していった
次がいつで 次があるのか 次が…未来があるのか?
なんて消える世界で疑問を思いながらまだ考える


最後に言ってた幸せ…なんで欲しかったんだろう…?



【次回予告】

「いいデータは取れましたね」

「後は彼の後ろを追っていくだけでいいですね」

「全てが終わった時が楽しみです」

「そうですね。でも油断はしないでください」

「これではまだ不完全、恐らく彼が辿り着く先はスマブラか幻想郷・・・そして夢異世界その3つの世界を拠点にされる可能性があります・・・」

「それも計算済みです、24色の一人を向かわせます」

「そうですね、一回様子見してもらってもらいましょうか」

「了解です」



「私と貴方の約束・・・それは、世界再生・・・そうでしょう?」



次回【終わりの始まり】