yumemi902’s blog

不定期更新茶番、稀にゲームの話もしてるよ。【→注意事項】キャラが原作や公式の設定とはかけ離れていたり/キャラ崩壊/パワーバランス崩壊/クロスオーバー/ギャグ&シリアス路線。ご都合主義、自己満足、支離滅裂、意味不明で目的が忘れ去らるし物語が成り立ってないです、ぶっちゃけノープランです。こんな感じのブログです、無理な方は迅速かつ的確なブラウザバックをお願いします

長期茶番 〜世界物語 20〜 【復活させてもあまり歓迎はされないが暖かい目で見てやって欲しいと思っている】

詠子「来るとは思っていた」


美月「後ろ?しまった!?」


詠子「だから、今度こそ 消すのよ」


美月「何を言って?」


《「ねぇねぇねぇ、作業…止まってるけどいいの!?」》


夢美「は!そうだった!」


詠子「やはり、いたのね…」


夢美「え、この声聞こえてるの!?」


《「いーよいーよ、続けて?その間、僕が引き止めてあげるからさ☆」》


横に銀の砂時計が浮き流れる砂の中の1部からやけに時計と歯車が装飾されたノスタルジックな杖が現れそれを手に取る


詠子「そう…その影は昔から変わりはしないのね、ならば今度こそ貴方達の時間ごとぶっ壊してあげる!」


《「おやおやー!君はあの時の神の使いだね!今のモードは時かな?いいねいいね!僕はいつでもいいよ!」》


黒いマントで覆われた人が現れると同時に金の複雑な模様が描かれているも鎖が巻かれて見えない真っ黒な本が闇から姿を表す


詠子「行くわ」


《「闇より暗い漆黒を見せてあげるよ」》


美月「うへー戦いが始まったぁ・・・泣く」


ドンドン奪われていた世界を戻していく美月の裏では激しい戦闘が行われていた

お互い手の内は見せずにただ音もなく

ただただ、静かに流れていくだけだった

この戦いは何もない漆黒の中に灰色の光が忙しそうにかつ素早く移動するだけだった


詠子「やはりこの空間は危険か・・・」


《「うーん、光方面に逃げられては困るのです!」》


詠子「ぐっ!うぐっぅ…!(これは、闇じゃない・・・!)」


"闇ではない"それは"純粋な漆黒"である。

深淵にも似た何かだが本質はそこではない

"漆黒"に飲み込まれたら最後、脱出手段が何もない空間に閉じ込められることである。

この現象は月影満月が世界を飲み込もうとした力と同じではあるが・・・


月影満月という男の思想は"純粋"ではなかったのだ



光の方面、美月がいる部分だけ漆黒に覆われていおらず今も尚せっせと機械を動かして解放している姿が見える

そこに向かって止めようとしても止められないのである何故なら足が、手が、顔が、縛られて


詠子「(動かない・・・!)」


無理矢理動こうとしても解こうとしても縛る力がどんどん強くなってゆっくりと沈んでいくのを肌に感じる


《「・・・あのさー・・・もうちょい遊ぼっか」》


美月「(全部解放が終わってしまった・・・)」


《「やっぱりやめーた!」》


詠子「戻っ・・・たって、全部解放されてしまったようね


《「残念だったね!さ、後は頑張って頑張って」》


美月「非戦闘員になんてことをさせようと!」


詠子「(動きが封じられた・・・)」


《「君は気がついてるはずだよ」》


美月「????????」


《「鈍感だね?」》


美月「全く持って分からないのに鈍感はないじゃないですか」


《「(あれれ、おかしいな・・・もう、無理矢理でいっか)今からアレと戦ってもらうよ~!」》


美月「ふざけてるんですか!?」


詠子「アレとはなによ、アレとは!」←アレ


《「ふざけてるよ?でも、出来てしまうんだよ。魂が遠くて近い存在 まるで鏡合わせの様な存在を君は知ってるはずだよ」》


詠子「(魂が遠くて近い・・・?何を言って・・・嫌な予感がする・・・早くしなくては)」


《「だからこそ、呼び寄せるのさ」》


美月「・・・!?」


そう言って漆黒を使っていた者とは思えぬほど青白い光が天から降り注ぐ


《「一時的に君を元の姿に戻してあげるよ。本来か 偽物か 本物か はたまた、一心同体だったのか?あ、オマケで強くしちゃお」》


やがて青白い光が消えるとそこに立っていたのは…


「一時的に月影夢美 参上!!!!」


詠子「ふ、ふざけ、ふざけるのも大概にしなさいよ!!!!!!死人が戻ってくるわけないじゃない!」


夢美「・・・私、なんかやった?」


《「やっちゃたよ、僕が でもね一時的だからね」》


夢美「一時的復活ってわけね、了解。じゃあやるか!」


詠子「今度こそ倒してあげる 今度こそね!」


夢美「やる気なのはいいけど・・・火傷するよ~?


1つは月影の剣 1つは太陰の剣

二本の剣をどこからともなく取り出す

黒い装備を付けているせいなのか誰かに言われそうだが彼女、月影夢美の装備の趣味はゴシック派です。


夢美「とうっ!」


詠子「当たるわけないでしょ」


夢美「ならば、数で行くよ!」


いきなり斬りかかるも当たり前のように避けられる

数で攻めると言っても何で攻めるのだろうか

結局、十八番の魔法である。


夢美「無詠唱で行くよ!レゾナンス【無限連携】それそれそれそれ!」


詠子「当たるわけないでしょ」


夢美「なら、ヘイスト 魔法陣多重設置 来い!箒!追いつくよ!」


詠子「な、空を飛んだ!?」


じかん魔法を使った後に魔法陣を周囲に無数に設置した後、箒に乗って空を飛ぶ少女

剣を2本持っており重いがバランス感覚がいいらしく逆にどんどん加速していく


夢美「一閃!」


詠子「は?へ?私の時が・・・凌駕されていく・・・?」


《「月影夢美の本質はなんだろうね?」》


夢美「はぁっ!」


詠子「引っ付いてくる・・・何コイツ」


夢美「魔法陣、展開ッ!!!」


詠子「四方八方から魔法が飛んでくるけど」


このスピードをものにしたのか詠子へと急速的に近づいていくそれはもう引っ付くほどに

そして、設置した魔法陣を発動させて様々な属性が打ち込まれていくその軌道は絶対に当たらなかった


詠子「魔力の無駄使いじゃないのかしら?」


夢美「それはどうかな?」


《「此方へ墜ちる流星よ 魔法の引力によりて 今、彼方より此処へ マジカルメテオ!」》


夢美「スペルカード 発動! 秘技【極悪個人弾幕(圧倒的弾幕暴力)】」


詠子「か、囲まれた!?おのれ、何処までも!」


ルナティックをやるときって名物プレイヤーに集中砲火される弾幕あるでしょ?あれです

縦移動を制限するかのように邪魔をする縦に弾幕を張っていき

終いにはちゃんと避けられる隕石が降ってくるのである


詠子「いい加減に・・・しなさい!!!」


閉じていた目を開けると時間が止まり連携があった場所から姿が消えていたのだ


《(本性表したわね)》


夢美「ええ〜まだ隠し玉があったか」


詠子「おいたがすぎたようね…この力は使いたくなかったけど行くわよ」


夢美「でもね、どんなに強くなっても・・・まけたりしないから!」


詠子「時間よ 我が力の全てだ!!!!」


夢美「杖なのによくやるわね」


いきなり激突し始める2人

属性解放 時間 ー開眼ー へとなったこの瞬間からノンストップへと変わり果てていくだろう

本来の時間が今、解き放たれる


夢美「異端者には時間はないからね!」


詠子「異端者であろうがあるまいが時間は絶対だ!」


夢美「そう!だからこのこの時間を謳歌しよう!」


詠子「皮肉かぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


二本の剣と杖が火花が空中で散らして舞ってゆく

1人は踊るように その踊りをあしらっていくように

加速していく

ここだけ 2人は時間の流れがおかしい


《(うわぁ・・・)》


詠子「やるわね・・・」


夢美「はぁ…はぁっ…はぁーー…体力消費が激しい・・・」


《「当たり前だよ、時間の流れが早くなってるんだからね」》


夢美「え!?」


詠子「当たり前よ、しかしここだけだけだわ」


夢美「なるほど…ここに今フィールド空間システムが発動してるわけだわ」


《「そーゆうこと!だから、体力には気をつけてね」》


夢美「お前どーにかしろよなぁ!」


《「無茶言うなー!」》


詠子「オラァ!」


夢美「だぁー!荒いってのっての〜!


不意打ちで岩石を落とすも当然のように打ち落としていく


詠子「絶対ぶっ潰すわ」


夢美「いやーん、ストレスって感じ〜?」


詠子「そういうとこ嫌い」


夢美「嫌われやすいのは仕方ないね」


《「好感度だけバットステータス高いんだよねこの女」》


夢美「しゃーないね!」


詠子「今は、それよりもいい加減そろそろ終わらせるわ」


夢美「忘れてたぁ」


緩やかな戦闘だったが再び2人は激しさを増す


夢美「はぁぁぁ!!」


詠子「たぁぁぁぁ!!!」


夢美「月光波斬!!」


詠子「タイムソード!」


夢美「八方美人かな?」


技の打ち合い、そして四方八方からの剣が無数に現れるも素早く弾いていく


詠子「埒が明かないわね!」


夢美「決着を・・・付けよう!」


詠子「決める!」


夢美「てぇいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


詠子「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


《「ん?あれ…この力は・・・まさか!」》


ここでは無いどこかで何かが共鳴する・・・

これは・・・


夢美「そうか・・・私の魂は」


美月「そうだよ・・・私は貴方だよ・・・」


夢美「ならば、決めようか!」


美月「もちろん!」


夢美・美月『レゾナンス・レインボー・フル・バースト!!!』


詠子「リミット・タイム・オーバー・フルバースト!!」


夢美・美月「『これが、私の力だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!』」


詠子「こんなところで終われないのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」








その日、世界の果てで虹の光が見えたそうな





次回【龍】