【現在地、茶番世界より】
「うわぁぁぁぁぁ!」
《ズデドォーーーン ジャギイイイン》
マリオ「大剣が・・・空から・・・!?あっぶねー・・・」
夢美「うわっ!?」
「いってててて…」
マリオ「あ、大剣が消えた」
「ここは・・・?確か…変なシジルが手にはいったから3人一緒にグリモアールに行ってたはずなんだけど…落とし穴に落ちて…えーと」
煌竜を宿した者が落ちて来た話 前編
ーシャイニング・レゾナンス リフレイン編ー
夢美「ちょいちょい、大丈夫?」
2人「な、なんとか」
マリオ「しかし、空から大剣とかアイクの天空かよ…」
「……まさか、いきなり落とし穴に落ちるなんて」
夢美「落とし穴に落ちるなんて当たり前だよ」
「そうなんだね・・・」
マリオ「んで、あんた名前は?あ、俺はマリオだ。で、こっちが」
夢美「月影夢美だよ!よろしく」
「えーと…?」
マリオ「わりぃ、この世界、話のテンポが早いんだ…」
「なるほど・・・うん、二人共よろしく!僕の名前はユーマ・イルバーンて言います」
マリオ「よろしく!」
夢美「・・・あ!高エネルギー反応キャッチしたよ!敵じゃよ、敵!」
ユーマ「敵?ってことは、ここはまだグリモアールだったのか!」
マリオ「グリモアール?」
夢美「え?グリモ"ワール"じゃなくてグリモ"アール"?」
ユーマ「その話は後!行くよ!」
2人「分かった!(了解!)」
《数分後》
夢美「まだまだぁぁぁぁぁぁ!あっはははははははっ!」
マリオ「くそっ!流石に敵が多いと捌ききれないな」
ユーマ「せめて、後2人ぐらい竜奏騎士(ドラグナー)が揃っていればB.A.N.Dができるんだけど・・・」
夢美「っと…竜奏騎士?とはなんぞ?」
マリオ「確かに、聞いたことないな・・・」
ユーマ「竜奏騎士って言うのはね…竜刃器(アルモニクス)に認められ、その力を引き出せる使い手のことだね」
夢美「なるほど、なら即席でそのB.A.N.Dをやってみちゃおうか!ていっ!」
ユーマ「ええ!?この世界にも竜刃器が?」
マリオ「待て、竜刃器って武器がないじゃないか?」
夢美「そっかー、それは残念」
ユーマ「まあ、そうだよね……なら、奥の手だ!今よりもっと大きな力を・・・!」
夢美「竜に変わった!?」
マリオ「めちゃくちゃ凄いな!」
ユーマ『話は後だ!行くぞ!』
夢美「ok、姿が変わっても力添えするよー!」
マリオ「もちろんだ!」
夢美「よっしゃー!うおー!」
マリオ「一気に行くぞ!」
凄まじい程の勢いで敵の数が減っていく
ユーマ『これで・・・終わりだ!』
《ドォォォォォォォン!》
マリオ「やっぱりドラゴンって強いよな……」
夢美「やっほ〜♪アイテムザックザク〜!」
マリオ「お、色々あるな」
夢美「これでしばらく敵は出てこないと思うよ」
ユーマ「なんかすごいスピードで終わったね・・・」
夢美「そうだねー、でもアイテムがここまであると嬉しいねぇ〜」
マリオ「だよな。これなら狩りとかで便利なんじゃないか?」
ユーマ「・・・あれ?帰れるわけじゃない…?」
夢美「大ボス来てないからかな?」
マリオ「夢美、いつものやつ」
夢美「わかっ……うわぁっ!」
2人「!?」
夢美「異世界移動魔法が使えない?」
マリオ「はあ!?」
ユーマ「本当だ…マルガストーンもマルガオーブもグリモアコンパスも使えない・・・」
夢美「転移石…?いいねそれ!」
マリオ「ガラケーも使えないってことは、ここ自体違う世界ってことなのか?」
夢美「あ、スマホマジで使えない・・・って、ことはそういうことになる…茶番世界のようで茶番世界じゃないってことなんだね」
マリオ「ややこしや…」
ユーマ「本当だね」
夢美「仕方ないので、一旦家に帰ろっか」
ユーマ「えええ!そんな、わ、悪いよ!」
マリオ「家って言っても部屋がたくさんある系の家だぞ」
ユーマ「あ・・・そうなの?」
夢美「なにかんがえてるの」
ユーマ「ご、ごめん」
〘そして、その夜・・・〙
ユーマ「はぁ〜…どうなってるんだろう、本当に不思議な世界だ…」
『・・・ユーマよ』
ユーマ『どうしたんだい?煌竜』
煌竜『この世界、おかしいと思わぬか?』
ユーマ『そうだね…』
煌竜『・・・』
ユーマ『よくよく考えると、あの落とし穴に落ちたせいでよく分からない世界に来てしまったかのような…?』
煌竜『ふむ、だが我の力は使えるみたいだな・・・』
ユーマ『そっか、なら問題なく使えるね。朝の時のような大量の敵が来ても大丈夫そうだね』
煌竜『そうだな』
ユーマ『それじゃあ、そろそろ・・・』
煌竜『ユーマよ』
ユーマ『ん?』
煌竜『こちらで帰れる道をなんとか探してみよう。そちらを頼むぞ』
ユーマ『ああ!分かった ありがとう、煌竜!』
マリオ「なんか凄い集中してるようだが、どうする?」
夢美「そうだなぁ…あ、メガホン」
ユーマ「や、やめてよ」
夢美「あ、戻った」
《コンコンコン》
「飯寄越せ・・・じゃなくて(夕飯を食べに)来たわよ〜いるのは分かってるわ!」
夢美「あ、霊夢もいるんだね」
マリオ「霊夢がいるんじゃくて、ただ単になくて夕飯食べに来たじゃないのか?」
霊夢「\ちょっといるんでしょ?勝手に入るわよー/」
夢美「・・・」
ユーマ「・・・」
マリオ「・・・」
夢美「戦争じゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」
マリオ「早くしないと飯が無くなるぞ!」
マリオと夢美は猛スピードで下に降りていった
ユーマ「ええ……(困惑)」
後半に続く・・・