【場所…夢異世界のギルドより】
「なあ、ヒスイ・・・真剣な話をする」
ヒスイ「 ・・・なに?」
「俺は今ッ!わかめご飯が猛烈に!熱烈に!食べてぇ!!!!」
ヒスイ「どうしたの?カナタお兄ちゃん、そんな声を出して…わかめご飯だなんて」
カナタ「おう、ヒスイわかめご飯」
ヒスイ「カナタお兄ちゃん・・・ワタシはわかめご飯じゃないよ」
「出たー!明鏡 カナタの昔っからある禁断症状!」
ヒスイ「ちょ、ちょ、煌雷さん!カナタお兄ちゃんに変な禁断症状を付けないでくださいよ!頭はちょっとイカれてますけど!」
煌雷「いいや、俺は言うぜ。確かにこいつの頭はネジがぶっ飛び過ぎていて頭がイカれてるが今の姿はどーみても、わかめご飯好き過ぎ禁断症状だ!」
カナタ「お 前 らぁ!人を遠回し(?)馬鹿にすなっ!」
「仕方ないわ…今ある食材で再現してみましょう」
冷蔵庫を開くと所狭しと食材が入っていたが白いパックを取り出す
ヒスイ「ロイナんさん、これはなんですか?」
ロイナ「異国にあると言う納豆よ♪」
煌雷「出たな、ギルドメンバー屈指の問題食品で賛否両論のヤベー食品が…!」
カナタ「・・・てか、わかめはどこだよ」
ロイナ「実は……最近大量注文があったそうで品切れみたいよ」
カナタ「はぁ!?」
ヒスイ「へ?」
煌雷「ふぉ?」
【一方その頃】
「毎度有難う御座いました〜」
一台のトラックのエンジン音が響いて消えていった
夢美「あざまーす!」
アース「なんすかこのおぞましいほどのダンボールは・・・」
桜花「うわぁ…なにこれ?」
エクス「ふむ…わかめとな?」
夢美「おっし、これでわかめ99スタックが9個あるな」
3人「え?( は? ほう?)」
独占 転売 駄目 絶許────☆
【そして戻る】
カナタ「なぁぁぁんで!こんな時にぃぃぃぃ!」
ロイナ「カナタ君!?」
\ガゴォォォォン!/
ヒスイ「カナタお兄ちゃんがひっくり返っちゃた!」
煌雷「なぁ、もうこんなアホ気にしなくてよくね…」
ロイナ「まあまあ、とりあえず食べてみる?」
カナタ「こうなったら・・・こうなったら・・・!やけ食いだぁぁぁぁ!なんだって食ってやらー!来いよ!問題だろうがなんだろうが食ってやるー!」
ロイナ「よくわかんないけど、頑張ってね!」
カナタ「おう!」
ヒスイ「幸いロイナさんの料理は美味しいから大丈夫だって」
煌雷「(確かに、ギルドの女性陣の中で一番料理が上手いのはロイナさんだ…ヒスイちゃんは・・・人を殺せるんじゃないかってぐらいヤバい料理だった気がする…俺は・・・気にするんじゃねぇ!)」
ヒスイ「煌雷さん?」
煌雷「はぁぁぁぁい!」
カナタ「ん?」
ロイナ「じゃあ、手抜きレシピでまず卵かけご飯を作ります」
カナタ「卵かけご飯?なぜ?」
ロイナ「そしたら、納豆を乗せて鰹節を…そしたら完成!」
煌雷「ええーと……」
ヒスイ「これは……」
カナタ「うおおおおおおおおおおお!!(モグモグモグモグモグモグモグ)」
ロイナ「しらすもいる?」
カナタ「あ、ください」
ロイナ「はーい♪」
煌雷「まあ・・・」
ヒスイ「一件落着ですね!」
おわり