桜花「(モグモグ)」
アース「・・・」
桜花がモグモグとお弁当を食べている。
それをアースが呆れながらジッと眺めている。
なんでこんな光景なんだって?それはなぁ…突然訪れた今日の朝の出来事で起こる
桜花「ねえ、たまには外で食べない?もちろん、アース君が料理担当で!」
アース「えーめんd((桜花「えーい!」
アース「うわぁぁぁあぁあああ!」
と、こんな感じに(無理矢理外へと)ひっぱられ今に至るわけだ。
桜花は天真爛漫、なのに時々たまにある強引な引っ張り方はなんなんだと怒りがちょっと湧いてくるがそれは胸の内に潜めておこう。
アース「オイオイ、これでもう38個目だぞ」
桜花「え?そうなの?」
アース「ああ……(こうなると100個とか行けそうだなぁ)」
これだけ見れば彼女だけたくさん食べて俺が黙々と料理しているだけである。
彼女は食べているばかりで会話が全然弾まない
周りから見たら不思議な光景に見えるだろうがこれが彼女自身の日常生活で日常茶判事なのである。
アース「しかしよくもまぁ、飽きないよなー」
桜花「だって、アース君が作るお弁当本当に美味しいんだもーん」
アース「え……」
思わずその言葉にキョトンとしたハッと我に返り慌てて戻ったタイミングが悪かったのだろうか…彼女の顔は、笑顔は、あの太陽の様に輝いていた。
風が桜並木を揺らし桜の花弁が舞い散るまるでここだけ時が止まったんじゃないかってほどゆったりとした感覚が身体襲い心の中で何かが揺れる。
そして、俺は照れくさそうにそっぽを向いて そうか… と無意識に呟く