yumemi902’s blog

不定期更新茶番、稀にゲームの話もしてるよ。【→注意事項】キャラが原作や公式の設定とはかけ離れていたり/キャラ崩壊/パワーバランス崩壊/クロスオーバー/ギャグ&シリアス路線。ご都合主義、自己満足、支離滅裂、意味不明で目的が忘れ去らるし物語が成り立ってないです、ぶっちゃけノープランです。こんな感じのブログです、無理な方は迅速かつ的確なブラウザバックをお願いします

夏期特別茶番【夏祭りの夏休み の前日談】

これは、8月1日の出来事である

【博麗神社】

霊夢「こんな夜に私を呼び出すなんて、何か用?」

マリオ「これは、秘密なんだが…」

霊夢「………」

時刻は今、丁度9時辺りを指し示す。
気温が低くなっているせいなのか重々しい雰囲気に霊夢は緊張し始める

マリオ「・・・夏祭りを決行する!」

霊夢「はい?」

マリオ「だから、夏祭りだってば

霊夢「いやいや、は?」

マリオ「夏祭りを開きたいんだが、姫の威圧……じゃなくて国家権力の乱用を使う訳にもいかないからな そんでもって幻想郷の住人達の力を借りたいんだがいいか?」

霊夢「ちょっと話が早いわ、それに幻想郷の住人達は私個人で動かせるわけじゃないし…」

マリオ「だよなー、でもおかげさまで姫とか夢美とかにも話を聞いてみることにしようと思った。悩みを聞いてくれてサンキュー!」

そう言ってマリオは足早に去っていった

霊夢「もう・・・一方的なんだか・・・紫、いるんでしょ?」

紫「ええ、話は聞いてたわ」

何も無い空間から少女が1人現れる

霊夢「じゃあ、私の考えも分かるわよね?」

紫「相変わらず素直じゃないのね〜。そこがいいのだけど」

霊夢「もー!そういうのいいから!」

紫「はいはい、で…具体的な開催日と曜日は聞いたかしら?」

霊夢「あ、あああぁぁぁ!!聞いてない!」

紫「仕方ないわね、色々案を聞き回ってみましょう」

霊夢「えー…めんどくさい」

紫「働いた分無料で食べさせてくれるかもしれないわよ?」

霊夢「何してるのよ、あんたも手伝いなさい!早く行くわよ!!!!」

紫「ふふ、チョロ巫女ね」

8月1日 お昼【キノコ王国

マリオ「と、言うわけでさ姫さんの力を借りて夏祭りを開催したいんだが」

ピーチ「お祭りですか?それはいいですね!国民も張り切ってくれると思います!」

マリオ「だろだろー!あ、いいんだ」

ピーチ「・・・でも、開催日と場所はどうするのです?」

マリオ「・・・それはまだ考えてなかったな」

ピーチ「ええ・・・」

マリオ「ちょっと夢美のとこ行って考えてくる!」

ピーチ「行ってしまわれまわれましたね…」

8月1日 夕方【茶番自由部屋】

夢美「・・・」

エミリア「・・・」

夢美「いやいや、こうするべきでしょ」

エミリア「いーや!違うわ!もっと大胆に行きましょうよ!」

夢美「はあ!?使いやすさ重視にしないと話にならないってば!」

マリオ「なら、ここをこうすればいいんじゃないか?」

エミリア「なるほど!こうすればいいのね!」

夢美「ああ、これだったら使いやす………ん?って、ま、ま、マリオさん!?!?!?!?」

マリオ「よ、夢美とエミリアか、珍しいな」

エミリア「うん、まあ、そうだねって…こんなところでなにを?」

マリオ「実はさ、夏祭りを企画してるんだ」

夢美「大胆ですねー!もちろん、私もマリオさんの為に頑張らせてもらいまーす!」

エミリア「急に態度が変わった!?」

マリオ「で、開催日とかってどうしようかなって」

夢美「屋台とか人とかって必要だもんね〜あ、別世界から来た人達とかってどーすんね?」

マリオ「そこはお前に任せたい」

夢美「OK!細心の注意を払ってポータブルを開くよ。そんで場所はどうする」

マリオ「あー・・・そこなんだよな…」

「場所、困ってるのかーい?」

マリオ「誰だ!」

「ワーワー!待って待って!貴方の耳の恋人 天の声でーす!」

マリオ「作者だな」

夢美「作者じゃーん」

エミリア「作者が何しに来たの?」

「楽しそうなことしてたから・・・んで茶番世界は人はいないけど広大なフィールドだからめちゃくちゃ使っていいんだよ じゃあね!」

マリオ「じゃあ、決まりだな」

夢美「開催日はどーすんのよ?」

マリオ「準備期間とスケジュールは…社長経験を生かすか」

夢美「流石マリオさん!」

エミリア「ダメだ、2人の話が早すぎる・・・てか、社長やってたの!?」

夢美「じゃあ、協力集めちゃお?」

エミリア「あ、ねえねえ、私も屋台開いていいかな?」

マリオ「ああ、不正意外は一応なんでもありにしたいからな」

エミリア「アクセサリー、作ってくるね!」

マリオ「アクセサリーか・・・」

夢美「魔法関連あったら止めるから安心して」
エミリア「もー!作らないし安心値段設定だからー!」

マリオ「え、本物使うのか!?」

エミリア「本物志向よ?じゃなきゃおばあちゃんに怒られちゃう!」

マリオ「そーなのか・・・稼ぎ時とか思われてそうだな」

エミリア「あ、バレた」

夢美「でもさ、料理系はどうするの?」

マリオ「有力候補が何人かいただろ?」

夢美「居たね、ルドガーは絶対確保するとして…GVは乗ってくれるかな・・・あのさ」

マリオ「ん?」

夢美「ルドガーを召喚する時、もう1つおかしな気配があったんだよね」

ドガー「(!?)」

エミリア「あれ?しくったの?珍しいね」

マリオ「そうか、それは気をつけるとして・・・

夢美「よーし!夏祭り絶対開催させようー!」

マリオ「そうだな!」

次回に続く・・・

短編茶番 新6回目【短編・ショートまとめ】

【無限の残機】


夢美「マリオさん、わざわざ残機を使わなくていいんですよ?」

マリオ「残機無限なクセに何を言っている」

夢美「マリオさんの為なら死んでもいいし命を捧げたっていい」

マリオ「確かにお前は死なないだがな…」

夢美「嫌だな〜マリオさん、これ以上死体を積み重ねられては(死なれては)困るんですよ」

マリオ「おい、言っておくがな俺はEASYモードではなくHARDモードをやってるだけだからな」

夢美「辛口ってわけですか、ふざけてらっしゃることで」

マリオ「いいぜ、ここから巻き返してやるよ…」

夢美「いいですよ、ならやって魅せてください…まあ、無理でしょうけど!!!!


ソイル「テ メ ェ ら ま と も に ゲ ー ム で き ね ぇ の か よ !!!」


マリオ「こーでもしねぇとテンション上がんねーわ」

夢美「んもー、邪魔しないでくださいよ」

ソイル「…そうか。分かった」

マリオ「・・・ゲームだからな?」


【ルドガーの料理】

とある昼下がり、珍しく人がおらず部屋に残っていたのがマリオとルドガーだけであった。そんな日の話・・・


マリオ「うーーーーーん」

ドガー「テレビをじっと見てどうしたんだ?」

マリオ「いやー、それがさ…色々なゲームやり尽くしちゃたし対戦相手もいないから宝の持ち腐れ感出てるんだよな・・・」

ドガー「俺、対戦相手にカウントされてないのか!?」

マリオ「お前って最近来たばっかだろ?環境に慣れる方が大変かなって今回はカウントしてないだけ、後対戦弱そう」

ドガー「最初は凄くいいこと言ってくれてたのに最後のせいで台無しだよ」

マリオ「ゲームコントローラー握ったことなさそうだよなーお前」

ドガー「・・・よし、やってみようかな


そして・・・少し時間が経って……


マリオ「はい、オレの勝ち」

ドガー「格ゲー………意外と奥深い!!」

マリオ「他にも格ゲーはあるがどうする?ちなみに、スマブラっていう愉快なパーティゲームがあるんだが・・・」

ドガー「いや、それは遠慮しとこうかな…」

マリオ「なら、古いのでどうだ!」

ドガー「それだったら・・・」

マリオ「んー・・・やっぱり気にしてる?」

ドガー「?」

マリオ「いや、あのロイド衣装・・・」

ドガー「あ〜・・・確かに!いや凄いけど!」


時間を確認する、熱中しすぎたのかいつの間にか時計の針はお昼の12時を指していた。


マリオ「っと…スマブラDXやる前に腹減ったな」

ドガー「それだったら俺が何か作ろうか?」

マリオ「いいのか!?助かるぜ」

ドガー「それに、料理してると無心になれるからかな?」

マリオ「負けたのが悔しいんだな」

ドガー「それは違うな、むしろ色々興味が湧いてきた」

マリオ「その向上心、大変よろしい」


褒め言葉らしき言葉を聞きつつエプロンを着けながらスタスタと台所へと向かうルドガー、冷蔵庫の中身は自由に使用しいいというルールを聞いてるためサクサクと料理の準備を進める

ちなみに、冷蔵庫の中身は当番式らしく定期的に補充されているため食材がランダムなんだとか…ここの人達は一体、何を買った来てるんだ・・・?


ドガー「〜♪」

マリオ「お、何の歌なんだ?」

ドガー「あぁ、これ?これは証の歌って言うんだ」

マリオ「へぇ〜歌詞とかないタイプなんだな」

ドガー「いや…歌詞はあったらしい」

マリオ「え、そうなのか?」

ドガー「今はもう失われていると言われたな」

マリオ「そうか・・・どんな歌だったんだろうな?」

ドガー「そうだなぁ……あ、でもマクスウェルが話してくれたんだけど元々初めて召喚した人が即興で歌ったらしい」

マリオ「アドリブ力すげぇ〜」

ドガー「今思うと、確かにな。あ…そろそろ料理が出来るよ」

マリオ「待ってました!」


茹でたてのパスタに切ったトマトを盛り付けをして机に運ぶ


ドガー「お待ちどうさま」

マリオ「ほほ〜う…トマトパスタか…!」

ドガー「あ、トマト嫌いだったか?」

マリオ「いや、別に?」

ドガー「良かった・・・」

マリオ「トマトは賛否両論だからな〜」


そう言った彼はトマトパスタを食べ始める。


賛否両論…か。

確かに、あの子はトマトが嫌いであの子専用料理をよく作った気がする・・・けど、兄さんはトマトが好きでよくトマト料理を作っていたっけな…


・・・ところで、なんであの子と兄さんの名前が出ないのだろうか


ドガー「そうだな・・・。ところで味…好み分からなかったからかなり雑になってしまったが大丈夫か?」

マリオ「ん?ああー、味?大丈夫だ。と、いうかめっちゃ美味い!しばらくは料理当番お前に任せておきたいぐらい美味い!」

ドガー「ははっ!」

マリオ「まっ、ルイージの方が美味いけどな!」

ドガー「なんか・・・このやりとり・・・デジャブが・・・」

マリオ「お?歴史は繰り返されるってか?」

ドガー「ぐっ!!よく分からないがよく突き刺さる!」


その後、マリオの評判が呼びしばらくの間ルドガーが料理当番をすることになった、器量が良いのかリクエストや要望に答えたおかげなのか彼の料理のレパートリーが一気に増えたそうな・・・


【ソイルとアース】


アース「・・・」

ソイル「・・・」


何故か見つめ合う2人、通りたくてイライラし始めアースは重たく口を開く


アース「なんですか?」

ソイル「いや、なんとなく」

アース「じゃあ退いてくださいよ、邪魔です」

ソイル「なーんか、すげぇ傷つくな・・・」

アース「そうですか…それはすみません……あの、そこを通りたいんですが」

ソイル「う、え、あ、ああーこちらも通せんぼしてすまなかった」

アース「いえ、では」

ソイル「なんか、不思議な奴・・・」


【記憶、の話】


夢美「よ!元気ー?」

ドガー「わっ!いきなり現れないでくれよ…」

夢美「なんか、聞きたそうにしてたから来ちゃたぜ」

ドガー「あ、そうなんだよ。丁度探していたんだ」

夢美「およ、そうだったの?気が付かなくてごめーんね」

ドガー「いや、いいんだ」

夢美「んで、なんすか?」

ドガー「ああ、俺の記憶がちょっととかしくて…」

夢美「無理やり召喚した弊害か…」

ドガー「今、凄いことを聞いた気がする」

夢美「既に君という存在は正史で消えている」

ドガー「…………だよな?」

夢美「君がちゃんと召喚に応じた以上!記憶は知らん!流石不幸EXだ!」

ドガー「ちょっと待ってくれ」

夢美「ん?」

ドガー「君が黒幕説じゃないのか?」

夢美「・・・ ・・・ ・・・」

ドガー「・・・ ・・・ ・・・」


2人「・・・」


ドガー「何故黙る!?」

夢美「いや黙るでしょ!」

ドガー「なぜ!?」

夢美「ノリだ!」

ドガー「ええ・・・(困惑)」

夢美「うーん、困惑されてもね…でも召喚で記憶が曖昧になるのはレアケースやはりもうちょい話してみる?」


R1 怪しいからもうちょっと話してみる

R2  もう話すことは無い


ドガー「もう話すことはないかな・・・」

夢美「いいの?」

ドガー「ああ」

夢美「じゃ!そゆことで!」


【別の選択肢】


ドガー「(あの謎の間…やっぱりおかしい気がするな)もうちょっと話してみるか」

夢美「(いくら不幸だとしても結局特殊召喚の時、円式の文字ミスったなんて言えないボロを出さない程度で話すか)分かった、話そうか」

ドガー「召喚って、どういう仕組みなんだ?」

夢美「ふ、良いだろう。まず召喚とは 声の呼びかけだね 応じてくれればありとあらゆる場所から引っ張ってこれるのが召喚だよ」

ドガー「そうなのか、でも声が聞こえなかったんだよな」

夢美「それは特殊召喚だね」

ドガー「強制なのか・・・」

異議あり!!」

2人「!?」

マリオ「嘘は行けないな」

夢美「マリオさん!?」ルドガー「マリオ!?」

マリオ「この写真を見ろ!」


召喚の円式をよく見てみるとやらかしていたのだ


マリオ「と、言うわけでルドガーよ」

ドガー「夢美・・・!」

夢美「やらかしてしまいました・・・」

ドガー「そうか…本来なら秘奥義だけど・・・直せるのか?」

夢美「今はこんがらかっていますが徐々に戻っていきます。ゆっくりだから安心してほしい」

ドガー「…分かった、それだけ教えてもらえてよかったよ」

マリオ「すげぇな…」

ドガー「本当は正直に話してくれたほうがよかったんだけどな」

マリオ「だよな…だが次からは気をつけてくれるさ」

ドガー「ああ、そうだな!」



おまけ【クロスなオーバー掛け合い】


マリオ「頼むぜ、ネス!」

ネス「マリオ、回復は任せて!」


マリオ「頼りにしてるぜ、アイク!」

アイク「ああ、任せておけ」


マリオ「ソニックーーーーー!!!」

ソニック「よっと、ピンチに登場だ!最高にクールだろ?」


マリオ「夢美!!」

夢美「貴方の御心のままに



霊夢魔理沙!」

魔理沙「任せとけ!!」


霊夢「ちょっと、マリオ…もう少し早めに来なさいよ!」

マリオ「はぁ〜、たく巫女様は強引なんだからさ」


霊夢「月影?もうちょっと強引にせめなさいよ」

夢美「マジ!いいの?じゃあ、強引に行くぜ!」


霊夢「GV、雷撃麟と結界で多重防御結界を作るわよ!」

GV「なるほど、そんな使い方が…流石霊夢だね」



ドガー「マリオ!」

マリオ「呼ばれて 飛び出て ほい来た!」


ドガー「ソイル!」

ソイル「俺を選ぶとは…お目が高いじゃねーか!」


ドガー「こはく!」

こはく「報酬はカレーパン作ってもらうよ!」


ドガー「アース!」

アース「よし集中砲火だな、位置調整は任せておけ!」



GV「モルフォ、キミの翼(チカラ) 借りるよ!」

モルフォ「GV………!ええ、もちろん!!」


GV「ルドガー、頼りにしてるよ」

ドガー「ああ!」


GV「マリオさん、頼りにしてもいいですか?」

マリオ「おいおい、2Dの後輩なんだから先輩にドーンと任せておけよな」


GV「夢美って、やっぱり…変人だよね?」

夢美「GVだってさ、周りの認識の仕方が変だからね?」

短期茶番 新5回目【パーフェクト・フルムーン・ワールド】

「ねぇ、ルードウォーカーさん…」

「あ?なんだよ?」

「私、ここに来れてよかったって思っているの」

「はぁ?なんでだよ」

今日は丁度満月である。

満月から発せられる淡い白銀の光が2人を照らしている

まるでここには俺と彼女しかいないようだった

「ふふ・・・ただ・・・ただ、なんとなくだよ」


俺と居て笑った奴はいない、全員が全員…苦笑いか嘲笑いするだけだった

なのに…なのに…彼女は俺といて笑顔だった

どうしてだ・・・?

溢れる疑問の中、俺の意識はここで途切れた

ソイル「なぁ!!!!」

こはく「うわっ!びっくりした!」

ソイル「すまーん、それでえーと、どうするんだったか?」

2人「え?」


ー数分後ー


ソイル「よっしゃー!行くぜ!嬢ちゃん!!」

こはく「OKー!EB、飛ばして行くよ!」

EB「あぁ、どうせ止めても無駄と思ってしまった。2人共気をつけてな」

2人と1本は外に出て来てはいけないと言われてたドアを思いっきり開き同時に駆け出す

こはく「へっへーん!この私を誰だと思ってるのEB?アクション女優を目指す私にはどんな危険もおちゃこのさいさいだってば!」

EB「うむ、確かに。それは証明されていることである」

ソイル「おう嬢ちゃん、活発だな」

こはく「もー!子供扱いしないでよ!これでも私は強いよ?」

ソイル「ふーん、そうか。怪我には気をつけろよ」

こはく「ところで、EB。ウロボロスシステムは使えるの?」

ソイル「ウロボロスシステム?」

EB「分からない」

こはく「はぁ!?」

ソイル「おい、ちょっと待てよ。2人で進めんなって その、ウロボロスシステムってなんだよ?」

こはく「ふっふーん!なんと、EBは刻を戻すことが出来る剣なんだよ!」


前回のおさらい


ソイル「はぁ!?時を戻すことが出来るのか!?」

EB「実際は刻ではなくて」

ソイル「スゲェーな!なあ、これ俺にも使わせてくれよ!コレがあれば俺は!

こはく「あ、ちょ、ちょっーと!乱暴に盗らないでよ!」

EB「待て、そん、なに、あ、ばれて、は」

2人「あ!!!」


EBを取り合う子供じみた行動をする二人

こはくは思いっきり手を滑らせ勢いよく宙に舞う真っ黒な大剣は空を描きクルクルと地面に刺さっていく


こはく・ソイル「EBーーーーーっ!!(俺の時戻しーーーーーーッ!!!)」


「なんだこれ?いきなり地面に刺さったんだが?」

「真っ黒な大剣だね」

「って、奥から人が走ってくる!」

「良くこの暗さで奥が見えるな、お前」


ソイル「うおおおおおおおおおおおおお!!!」

こはく「はあああああああああああああ!!!」


「よいしょっと」


こはく「あ!!!!」

ソイル「おい!!!」

「え!!!」

こはく「EBを私にパスしてパス!」

ソイル「いーや!俺にパスだ!パスパス!」

「はあ!?あ、ちょ…え、あ、ええ?」


男性は右と左と左右に慌ただしく顔を振る。


「おーい、こっちだー!こっちこっち!」

「・・・!分かった!はぁっ!!」


そう言われて反射的に大剣を少女の方へ投げる


「よっと!ナイスパス!」

2人「あああああああぁぁぁぁぁ!!!!」

こはく「あー!ちょっと!どうして私にパスしてくれなかったのー!?」

ソイル「おい、そこのヒョロガリィ……」


さっきパスした方に対しての指を向ける


「え、俺?」

ソイル「ああ、そうだよ!テメェ・・・俺の・・・俺の時戻しを邪魔するなぁぁぁぁぁ!!!オラァ!」

「え、ええ!?」

「避けんなぁ!!!」


勢いよく走って飛び蹴りをしようとする避けられる


「今、時戻しって言った!?これがあれば私は・・・バカ親父を倒すことが出来る!!」

こはく「あーもう!ややこしくなってきちゃたよ!!」

EB「(話すタイミングを失ってしまったな)」

「・・・ ・・・ ・・・」


時を戻す という魅力に取り憑かれた者達がこの場を混沌としようとし始める、誰彼構わず発言が自由となっていったいた。

ある者は八つ当たり

ある者は八つ当たりの被害者となり

ある者はどうやって使うのかと模索し始め

ある剣は喋るタイミングを失い

ある者は状況がややこしくなってあたふたし始めてしまう

そんな中、1人黙るも発言する


「すぅー・・・ お前ら、いい加減にしろ!!!」


全員「!!!」

「お前らが時を戻したいと言う気持ち、痛いほど分かる」

こはく「いや、私は違うけど・・・」

「俺も言ってないな・・・」

「・・・ だが、それで本当にいいのか?」

「あ、ちょっと溜めたぞ」

こはく「そーだね・・・」

ソイル「・・・ああ、それでいい!俺の過去は」

「あたしの過去は」


「酷すぎるかだ(ら)!!!」


「そうか・・・んじゃあ、夢美はオレと会ったことを無かったことにしたいんだな…見損なったぜ」


夢美「嫌ぃだァ↑ マイデスティニーパートナーはマリオさんしかいねぇーのよぉ!!!」

マリオ「はいはい。」

「!?」

こはく「急に性格が変わった!?」

マリオ「んで、お前は過去を否定するのか?」

ソイル「…過去があるから俺がいるってことか」

マリオ「じゃ、終わったな」

ソイル「乾燥ォォォォォォォォォォォォ!!」

夢美「うん!そうだね!」

こはく「あ、EBを返してよ!」

夢美「はーい」

EB「やっと終わったか?」

「剣が……」

夢美「キェェェシャベッタァァァァァァ」

マリオ「マジかよ!」

こはく「ねぇ、毎回これやらなきゃダメなの?」

ソイル「仕方ねぇだろ、お決まりってやつだ」



ー数時間後ー



夢美「はぁ〜時戻しじゃないのか」

ソイル「てか、早く言えよ」

こはく「勘違いするのも分かるけど…」

EB「あの慌てっぷりは凄まじかったな」

マリオ「お前らは人の話、聞けよ」

「あの〜、俺…」


左手をパーにして手を挙げる男性


夢美「忘れてた」

「え。」

ソイル「そういや、気になってただけだな」

「うっ…」

マリオ「誰だ、お前」

「……………」

こはく「あのー、お兄さんは一体?」

「………え、あ、ルドガーです。ルドガー・ウィル・クルスニクです」

マリオ「・・・はぁぁぁぁぁぁ!?」

夢美「お主、お主!!消えたはずでは!?!?!?」

ドガー「え、俺の事知ってるのか!?」

夢美「知ってるも何もめちゃくちゃ知ってるからね!」

ドガー「な、なんでぇ!?」

マリオ「ああ、それはちょっと秘密」

夢美「マリオさんとの秘密‪‪(はぁ〜と)です!」

マリオ「流石にハート付けんなやめろ」

夢美「いーやーだぁーーーーーーーー!!!」

ソイル「ちょっと待ってくれ、追いつけねぇ」

こはく「そうだよ!説明してほしいんだけど!」

EB「説明を要求する」

マリオ「そうだな、手短に話すが」

夢美「不幸EXだが居れば…百人力の男っす!」

ドガー「なんか、貶されてるのか褒められてるのか分からないな・・・」

マリオ「まあ、ルドガーには後で料理してもらうとして…」

ドガー「料理か・・・久しぶりだな」

ソイル「ほほ〜う・・・」

こはく「え、じゃあカレーパン作れる?」

ドガー「カレーパン?ってなんだ?プリンパンみたいなものでいいのか?」

ソイル「カレーは分かるがパンとは一体?」

こはく「ふっふっふっ、私にそういう情報を寄越しちゃたね」

ドガー「あれ、もしかして…俺、何かやらかしたか?」

こはく「いいよ!カレーパンとはなんたるかを教えてあげよう!!!」

ドガー「よく分からないが、頼もしい!?」

夢美「あ、そうだ!料理貢げば"例の力"の侵入を私が抑えるから安心して欲しい」

ドガー「貢ぐって………そうかそれも知ってるんだな…ってそんなこと出来るのか?」

夢美「まあ、任せて。あの力はあの少女の形見であり思い出だ。絶対に侵入を防いであげるし君をピンチにはさせない」

ドガー「・・・恩に着るよ(でも本当にそれでいいのだろうか?複雑だな)」

マリオ「随分とまあ、啖呵を切ったな、そんなことお前に出来るのか?」

夢美「誰かさんの為なら、私…いつでも死んでもいいよ?」

ソイル「やれやれ、勇ましくなってまあ…」

EB「ところで、外に出ては行けないとはなんだったのか?」

こはく「確かに、それに夜の時間動いてないよね?」

マリオ「あぁーそれなんだが…」

夢美「異常事態ってわけでした・・・(やっと本編だよ!)」

ドガー「わけでした?」

EB「全然進む気配が無いがどうしてなんだ?」

こはく「なんで私達はここに飛ばされたの?」

マリオ「一度に聞くな、一度に」

ソイル「ふーん、じゃあ聞くけど異常事態の発生元が分からねぇーってことだろ?」

マリオ「聞くなってば…ぶっちゃければそうだな」

夢美「霊夢魔理沙にも協力仰いで探したけど!何の成果も!得られませんでしたぁ!ですわ」

ソイル「そーーーかぁーーー」

夢美「んで、こはくと喋る剣が言ったやつなんだけど時間は強制的に止められてるっぽい」

こはく「え!?」

EB「そんなことが有り得るのか?」

ドガー「いや、有り得るのでは・・・?」

マリオ「確かにな、アンタの世界にいたもんな〜時間を操るやつがさ」

ドガー「それも知ってるのか・・・」

夢美「うん、こんなこと出来るのは数名しかいないが多分…やるのは………………」

マリオ「黙りってわけさ」

ソイル「んー・・・そうだ、異常事態発生の元を探すのは俺に任せてくれないか?」

EB「宛があるということらしい」

ソイル「そういうことだ!いやー、この剣は話が早くて助かるぜ!それとな、ここら辺一帯のことは把握したぜ」

夢美「光速い(はやい)」

マリオ「光速い(はやい)」

ドガー「(はやっ・・・てるのか?)」

ソイル「んまぁ、そゆことだじゃあな」

こはく「行っちゃた・・・」

マリオ「で、後の人達はどうするんだ?」

夢美「んー・・・報告待ちで」

こはく「EBはどう思う?」

EB「そうだな、報告待ちでいいかと私は思っている」

こはく「そうなんだね、じゃあ私も動こうかな」

マリオ「んで、お前は?」

ドガー「え、俺?どうしようかな・・・」

夢美「んー…単独行動されると困るかな。多分出現ポイント掴んでるよ」

こはく「そういうのは早く言おうよ…」

夢美「マリオさんの発言第1なので…」

EB「そうなのか?」

夢美「うん、そだよ」

ドガー「なら、ここで待機でいいか」

マリオ「よし、決まりだな」





その頃・・・


ソイル「あったあった。ようやく見つけたぜ、たくっ…誰が"コレ"を使っていいと言ったんだろうな」


そう言ってかれは"コレ"と言った物を破壊する


ソイル「?」


自分自信を疑った


ソイル「(なんで、俺こんなの知ってるんだ?)」


夜は動き始めていく

やっと世界の時間が動き始めたのだ


「準備終わった途端に破壊されたか・・・しかしよい…"常闇の珠"なんぞもういらぬ…」



マリオ「どうした、夢美?」

夢美「・・・」

マリオ「おーい?」

夢美「パーフェクト・フルムーン・ワールドだ・・・」

マリオ「あぁ…そうだな…」

3人「?」

夢美「力を貸してくれる?」

マリオ「仕方ないな…いいぜ」

夢美「ありがとう」

こはく「まあ!よく分かんないけど、私も力を貸すよ?」

EB「答えはなるべく考えよう、私も手を貸そう」

ドガー「せっかくこの世界に来たんだ、俺も!」

マリオ「なんやかんや言って!湿っぽいのあれだし、オレもー!」

ソイル「俺も俺もー!」

夢美「みんな、ありがとう!」


ドガー「で、ソイルさんはいつ帰ってきたんだ?」

ソイル「あ、敬語はいらねーよ。気軽に呼んでな。さっき帰ってきた!」

ドガー「え、あの一瞬で!?」

ソイル「だぁー!道を覚えたって行ってるだろ〜!」

夢美「流石ししょー!」

ソイル「だろ〜?」

こはく「ところで…さっき言ってた心当たりって?」

ソイル「それなら壊してきたぜ!」

マリオ「何を壊したんだ?」

ソイル「ギルドが回収したはずの常闇の珠だな」

夢美「効果は確か、永夜だね」

こはく「永遠の夜ってこと?」

ドガー「なんだろう、黄昏領域みたいなものなのか?」

ソイル「黄昏領域?…その情報後でくれ。あーえっとな、あれは効果が確かに永夜なんだがそれだけじゃなくて*夜関連の者に関しては力を強化する珠なんだ。ま、強化系の魔導具みたいなもんと思ってくれ」

*夜関連…月や闇などの属性を補助するもの


マリオ「魔導具か…」

夢美「魔導具使うってことは強そうだね」

ソイル「そうだな、回復要員誰がいる?」

ドガー「サイカトリスなら回復出来るな」

夢美「回復も全体回復もできるよ」

こはく「私は回復出来ないよ」

EB「こはくはアタッカーである」

マリオ「そうか〜実は俺もアタッカー」

夢美「あれー、回復出来んの私とルドガーだけやーん」

ソイル「だな、俺もアタッカーだし

ドガー「俺は型次第ではアタッカーも出来るしディフェンダーにもなれるが、どうする?」

夢美「ルドガーはバランス型で頼める?」

ドガー「分かった。後は、そうだなミラーリングを駆使すればいいか・・・フォローは任せてくれ!」

マリオ「ミラーリング?」

ドガー「ああ、スキルを真似できるんだ」

こはく「ひょっとして、ウロボロスシステムを真似できたりしない?」

ドガー「うーん、やった事ないから分からないな」

EB「ウロボロスシステムを真似されては困る」

ソイル「チャンスだ…なあなあ!ルドガー、ギルドに来ないか?」

ドガー「まさかのスカウト!?いきなり過ぎてちょっと迷うな・・・」

ソイル「具体的には依頼を受ける感じなんだが…」

ドガー「なるほど…仕事で行き場所に困ったら来てみてもいいか?」

ソイル「OK、いいぜ!いい人材を確保だな」

ドガー「聞いてなかったけど、場所何処なんだ?」

ソイル「名も無きギルドなんだが…」


夢美「ユリウス兄さん、見てたらどう思うんだろう」

マリオ「それが、アイツの"選択"なんだろ?なら許してくれそうな気はするな」

夢美「今頃メガネキラリさせてそう」

マリオ「ははっ、ありえそうでこえぇ」


こはく「ところで、私は?」

ソイル「お前にはアクション女優目指してんじゃなかったのか?」

こはく「確かに!でも、聞いておきたいかな」

ソイル「んー・・・そうだな、あるにはあるな!」

こはく「よく分からないけどやった!」

EB「素質はあるとは思うが・・・まあ、いいか」



ー数分後


マリオ「よし、準備完了だな」

ドガー「この世界の回復アイテムってなんでもあるんだなーって」

夢美「めちゃくちゃ多いよね。やくそうとかもあるしさ」

ドガー「クジグミなんて初めて見たけどどんな効果なんだ?」

夢美「ランダムで何かが起こる!」

ドガー「・・・ ・・・ ・・・(青ざめ)」

こはく「へぇー!面白そうじゃん!」

マリオ「爆発しねぇてば」

ドガー「よ、よかった!」

ソイル「どういう想像してるんだあんたは…」


夢美「敵は…今来るよ!」

マリオ「移動に時間が掛かったらしいな」

ドガー「いいのか?応援要請とかしなくて」

ソイル「大丈夫だろ、適当に来るって」

こはく「今は、私達で抑えよう」

EB「そうだな、考えてても始まりはしない」


次元が空間が引き裂かれる感覚が一瞬過ぎる

違和感なく現れたソレは強者だ。


ドガー「この感覚…やっぱり空間転移か!」

夢美「現れたようだね…いのちだいじに!」

マリオ「ところで、敵ってどんな奴なんだ?」

夢美「それなんだけど、敵は・・・私の母ですね」

マリオ「なんでー?」

ソイル「お前の母は確か…戦闘狂だったか・・・」

こはく「そんなママがいてほしくないよー!」

ドガー「とんでもお母さんだな・・・」

夢美「そうなんよ!なんで母がヤベェやつなんよ!!」

マリオ「ちなみにどんな感じなんだ?」

夢美「んー・・・そうだね、触れたもの全てを破壊する・・・かな?」


「そうね、確かにそう。でも、違う 確かに触れたもの全てを破壊することはもはや神が為せる領域である。」


夢美「あのー、ありとあらゆるものを破壊する程度の能力をもった吸血鬼おるんけど」

マリオ「いやいや、そこじゃないだろ?まあいるけどさ…」

ソイル「いるんだ、そんな奴・・・」


「破壊ではなく殲滅である」


月のような澄んだ声のはずなのにその声は凍てつくように冷たかった


ドガー「!」

マリオ「おわっ!」

こはく「うわっ」

夢美「気迫だけでここまでドン引きされてるよ」

ソイル「そうだな」


「おらぁ!」

夢美「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

マリオ「ええ…おぉい!吹き飛ばされるな!


反応出来ず、真空覇をまともにくらい一気に吹き飛ばされる夢美と追いかけるマリオ


ソイル「一気に戦力が減らされたか…ならカバーしてやるぞ!ついてこい!ルドガー、こはく!」

ドガー「ああ!」

こはく「もちろんだよ!」


3人は勢いよく斬り掛かるも…


「ふんっ!!!」

ソイル「へ?ぬわぁ!」

ドガー「早い!」

こはく「ええ!?」


3人の剣による攻撃を素早く捌き3人を大きく吹き飛ばす


夢美「ワープ!」

マリオ「おりゃっ!」

「ふんっ!」

マリオ「な!」

「その程度で・・・」

マリオ「ぐ!」

「勝てぬぞぉ!!!」

マリオ「ぐおあっ!」

夢美「マリオさーーーん!!!」


マリオと女が同時に拳がぶつかり合い地面が激しく揺れるも素早い動きで腹に向けて蹴りを入れられて勢いよく吹き飛ばされていき夢美はマリオのところへ走っていく


「次はお前達だ」


ドガー「・・・あの二人、あのままずっとああやって走っていくのだろうか」

ソイル「ほっとけほっとけ、そういう関係らしい」

ドガー「(なんか、ジュードとミラっぽいと思ったけど違うか・・・あの二人元気かな?)」

こはく「んもーーー!!!実質戦力外通告じゃーん!」


なんとか全員、攻撃を避けているらしくもどんどん押されていく…


「終わらせてやろう…」


ソイル「待てよ、お前もしかして…月影月夜霊だろ?」

月夜霊「そうである、それがどうかしたか?」

ソイル「聞きたいことがある、俺って誰だ」

月夜霊「知らぬ」

ソイル「そう・・・か」

月夜霊「しかし、貴様は恐らくそうだ…冒険家であるな」

ドガー「冒険家・・・?」

EB「冒険家か、この世界では恐らく珍しくはないと思われる

こはく「へぇー、凄いじゃん!」

マリオ「俺も冒険家(配管工)だぞ!」

夢美「はい!私も冒険家(異端者)どよ!」

ドガー「意外と冒険家多い・・・」

「帰ってきなさい、夢美」

夢美「いえ、私が帰るべき場所はマリオさんのところです」

マリオ「らしい」

ドガー「さっくり!?」

こはく「ママならやりたいこと自由にさせればいいじゃん!」

月夜霊「寂しいのである、満月が消えてから私の心にはすっかりぽっかり穴が空いた」

マリオ・夢美「あ・・・(犯人)」

3人「?」

マリオ「よし、解決だな行ってこい」

月夜霊「助かる


夢美「あ!あ!あ!ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」













月影夢美 離脱!!!!



マリオ「当面は帰ってこなくていいぞー」

ドガー「そんなこと言っていいのか?」

マリオ「いいよ、アイツしぶといから」

こはく「しぶといんだ・・・」

ソイル「何はともあれ…まあ、解決だな」

長期茶番 〜世界物語 20〜 【復活させてもあまり歓迎はされないが暖かい目で見てやって欲しいと思っている】

詠子「来るとは思っていた」


美月「後ろ?しまった!?」


詠子「だから、今度こそ 消すのよ」


美月「何を言って?」


《「ねぇねぇねぇ、作業…止まってるけどいいの!?」》


夢美「は!そうだった!」


詠子「やはり、いたのね…」


夢美「え、この声聞こえてるの!?」


《「いーよいーよ、続けて?その間、僕が引き止めてあげるからさ☆」》


横に銀の砂時計が浮き流れる砂の中の1部からやけに時計と歯車が装飾されたノスタルジックな杖が現れそれを手に取る


詠子「そう…その影は昔から変わりはしないのね、ならば今度こそ貴方達の時間ごとぶっ壊してあげる!」


《「おやおやー!君はあの時の神の使いだね!今のモードは時かな?いいねいいね!僕はいつでもいいよ!」》


黒いマントで覆われた人が現れると同時に金の複雑な模様が描かれているも鎖が巻かれて見えない真っ黒な本が闇から姿を表す


詠子「行くわ」


《「闇より暗い漆黒を見せてあげるよ」》


美月「うへー戦いが始まったぁ・・・泣く」


ドンドン奪われていた世界を戻していく美月の裏では激しい戦闘が行われていた

お互い手の内は見せずにただ音もなく

ただただ、静かに流れていくだけだった

この戦いは何もない漆黒の中に灰色の光が忙しそうにかつ素早く移動するだけだった


詠子「やはりこの空間は危険か・・・」


《「うーん、光方面に逃げられては困るのです!」》


詠子「ぐっ!うぐっぅ…!(これは、闇じゃない・・・!)」


"闇ではない"それは"純粋な漆黒"である。

深淵にも似た何かだが本質はそこではない

"漆黒"に飲み込まれたら最後、脱出手段が何もない空間に閉じ込められることである。

この現象は月影満月が世界を飲み込もうとした力と同じではあるが・・・


月影満月という男の思想は"純粋"ではなかったのだ



光の方面、美月がいる部分だけ漆黒に覆われていおらず今も尚せっせと機械を動かして解放している姿が見える

そこに向かって止めようとしても止められないのである何故なら足が、手が、顔が、縛られて


詠子「(動かない・・・!)」


無理矢理動こうとしても解こうとしても縛る力がどんどん強くなってゆっくりと沈んでいくのを肌に感じる


《「・・・あのさー・・・もうちょい遊ぼっか」》


美月「(全部解放が終わってしまった・・・)」


《「やっぱりやめーた!」》


詠子「戻っ・・・たって、全部解放されてしまったようね


《「残念だったね!さ、後は頑張って頑張って」》


美月「非戦闘員になんてことをさせようと!」


詠子「(動きが封じられた・・・)」


《「君は気がついてるはずだよ」》


美月「????????」


《「鈍感だね?」》


美月「全く持って分からないのに鈍感はないじゃないですか」


《「(あれれ、おかしいな・・・もう、無理矢理でいっか)今からアレと戦ってもらうよ~!」》


美月「ふざけてるんですか!?」


詠子「アレとはなによ、アレとは!」←アレ


《「ふざけてるよ?でも、出来てしまうんだよ。魂が遠くて近い存在 まるで鏡合わせの様な存在を君は知ってるはずだよ」》


詠子「(魂が遠くて近い・・・?何を言って・・・嫌な予感がする・・・早くしなくては)」


《「だからこそ、呼び寄せるのさ」》


美月「・・・!?」


そう言って漆黒を使っていた者とは思えぬほど青白い光が天から降り注ぐ


《「一時的に君を元の姿に戻してあげるよ。本来か 偽物か 本物か はたまた、一心同体だったのか?あ、オマケで強くしちゃお」》


やがて青白い光が消えるとそこに立っていたのは…


「一時的に月影夢美 参上!!!!」


詠子「ふ、ふざけ、ふざけるのも大概にしなさいよ!!!!!!死人が戻ってくるわけないじゃない!」


夢美「・・・私、なんかやった?」


《「やっちゃたよ、僕が でもね一時的だからね」》


夢美「一時的復活ってわけね、了解。じゃあやるか!」


詠子「今度こそ倒してあげる 今度こそね!」


夢美「やる気なのはいいけど・・・火傷するよ~?


1つは月影の剣 1つは太陰の剣

二本の剣をどこからともなく取り出す

黒い装備を付けているせいなのか誰かに言われそうだが彼女、月影夢美の装備の趣味はゴシック派です。


夢美「とうっ!」


詠子「当たるわけないでしょ」


夢美「ならば、数で行くよ!」


いきなり斬りかかるも当たり前のように避けられる

数で攻めると言っても何で攻めるのだろうか

結局、十八番の魔法である。


夢美「無詠唱で行くよ!レゾナンス【無限連携】それそれそれそれ!」


詠子「当たるわけないでしょ」


夢美「なら、ヘイスト 魔法陣多重設置 来い!箒!追いつくよ!」


詠子「な、空を飛んだ!?」


じかん魔法を使った後に魔法陣を周囲に無数に設置した後、箒に乗って空を飛ぶ少女

剣を2本持っており重いがバランス感覚がいいらしく逆にどんどん加速していく


夢美「一閃!」


詠子「は?へ?私の時が・・・凌駕されていく・・・?」


《「月影夢美の本質はなんだろうね?」》


夢美「はぁっ!」


詠子「引っ付いてくる・・・何コイツ」


夢美「魔法陣、展開ッ!!!」


詠子「四方八方から魔法が飛んでくるけど」


このスピードをものにしたのか詠子へと急速的に近づいていくそれはもう引っ付くほどに

そして、設置した魔法陣を発動させて様々な属性が打ち込まれていくその軌道は絶対に当たらなかった


詠子「魔力の無駄使いじゃないのかしら?」


夢美「それはどうかな?」


《「此方へ墜ちる流星よ 魔法の引力によりて 今、彼方より此処へ マジカルメテオ!」》


夢美「スペルカード 発動! 秘技【極悪個人弾幕(圧倒的弾幕暴力)】」


詠子「か、囲まれた!?おのれ、何処までも!」


ルナティックをやるときって名物プレイヤーに集中砲火される弾幕あるでしょ?あれです

縦移動を制限するかのように邪魔をする縦に弾幕を張っていき

終いにはちゃんと避けられる隕石が降ってくるのである


詠子「いい加減に・・・しなさい!!!」


閉じていた目を開けると時間が止まり連携があった場所から姿が消えていたのだ


《(本性表したわね)》


夢美「ええ〜まだ隠し玉があったか」


詠子「おいたがすぎたようね…この力は使いたくなかったけど行くわよ」


夢美「でもね、どんなに強くなっても・・・まけたりしないから!」


詠子「時間よ 我が力の全てだ!!!!」


夢美「杖なのによくやるわね」


いきなり激突し始める2人

属性解放 時間 ー開眼ー へとなったこの瞬間からノンストップへと変わり果てていくだろう

本来の時間が今、解き放たれる


夢美「異端者には時間はないからね!」


詠子「異端者であろうがあるまいが時間は絶対だ!」


夢美「そう!だからこのこの時間を謳歌しよう!」


詠子「皮肉かぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


二本の剣と杖が火花が空中で散らして舞ってゆく

1人は踊るように その踊りをあしらっていくように

加速していく

ここだけ 2人は時間の流れがおかしい


《(うわぁ・・・)》


詠子「やるわね・・・」


夢美「はぁ…はぁっ…はぁーー…体力消費が激しい・・・」


《「当たり前だよ、時間の流れが早くなってるんだからね」》


夢美「え!?」


詠子「当たり前よ、しかしここだけだけだわ」


夢美「なるほど…ここに今フィールド空間システムが発動してるわけだわ」


《「そーゆうこと!だから、体力には気をつけてね」》


夢美「お前どーにかしろよなぁ!」


《「無茶言うなー!」》


詠子「オラァ!」


夢美「だぁー!荒いってのっての〜!


不意打ちで岩石を落とすも当然のように打ち落としていく


詠子「絶対ぶっ潰すわ」


夢美「いやーん、ストレスって感じ〜?」


詠子「そういうとこ嫌い」


夢美「嫌われやすいのは仕方ないね」


《「好感度だけバットステータス高いんだよねこの女」》


夢美「しゃーないね!」


詠子「今は、それよりもいい加減そろそろ終わらせるわ」


夢美「忘れてたぁ」


緩やかな戦闘だったが再び2人は激しさを増す


夢美「はぁぁぁ!!」


詠子「たぁぁぁぁ!!!」


夢美「月光波斬!!」


詠子「タイムソード!」


夢美「八方美人かな?」


技の打ち合い、そして四方八方からの剣が無数に現れるも素早く弾いていく


詠子「埒が明かないわね!」


夢美「決着を・・・付けよう!」


詠子「決める!」


夢美「てぇいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


詠子「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


《「ん?あれ…この力は・・・まさか!」》


ここでは無いどこかで何かが共鳴する・・・

これは・・・


夢美「そうか・・・私の魂は」


美月「そうだよ・・・私は貴方だよ・・・」


夢美「ならば、決めようか!」


美月「もちろん!」


夢美・美月『レゾナンス・レインボー・フル・バースト!!!』


詠子「リミット・タイム・オーバー・フルバースト!!」


夢美・美月「『これが、私の力だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!』」


詠子「こんなところで終われないのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」








その日、世界の果てで虹の光が見えたそうな





次回【龍】

長期茶番 〜世界物語 19〜【少人数vs大勢】

魔理沙弾幕はパワーだよ!恋符「マスタースパーク」だ!いっけぇー!!」


《「更に強化!」》


スペルカード宣言して放たれた極太レーザーを更に火力を底上げしそのまま結界にぶつかっていくもピシピシと音を上げていく


「大変で〜す!」


「結界が決壊しましたー!」


「バカー!早く体制を整えろー!」


ゼロ「行くぞ!」


GV「ああ!!」


ぐあああああああああああああああああ

ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお

バッサバッサと斬り裂いていき電撃が流れていき、どんどん倒れていく


ゼロ「なんとかなるだろ?」


GV「そうだね、バックフォロー宜しく」


ゼロ「ああ」


氷子「めちゃくちゃね、やはり」


土子「いやぁ、恐ろしいだべなぁ・・・」


風子「ふっふっふ、これが異世界ってなんで2人だけ!?」


雷子「ピシャーンゴロゴロで行こうか!」


GV「足止めしてみせるよ」


ゼロ「援護、来るといいが・・・」


《空中戦》


霊夢「当たらないわよ!」


魔理沙「まだまだだな?」


霊夢「ある程度終わったら地上を手伝うわよ!」


魔理沙「ああ!さっさと終わらそう!」


《一方・・・》


マリオ「よし、侵入出来たな


ネス「なんか、アッサリ?」


アイク「確かにな、策かなにかか?」


マリオ「だよなぁ〜暇か?」


ネス「暇だよね〜」


アイク「外で戦ってるヤツらのこと申し訳ないと思わないのか?」


マリオ「いや、違うな全勢力持ってかれてたらしい」


ネス「あの、ゼロとGV凄すぎる」


美月「確かに・・・ちょっとま」


マリオ「戦闘がないのはいいと思うけどな」


《「透明化させてるの忘れてない?」》


ネス「そうだった!時間無制限なの?」


マリオ「透明帽子より優秀過ぎる」


アイク「・・・潜伏するのも楽そうだ」


美月「あれ、ここの部屋って」


《「ん?お手柄だね。ここは世界のエネルギーを保存しているところだと思うよ」》


マリオ「壁にしか見えないんだが?」


ネス「なんか見えてる?」


アイク「壁を壊すか」


《「ストップ!止めてきなよ」》


美月「え、どうやってやるの?ま、なんとかなるさー!」


離脱した


マリオ「さ、俺達は・・・」


ネス「そうだね!」


アイク「突き進むのみ!」


《「この先2キロ」》


マリオ「スマホのマップかな?」



《んで、こうなってます》



舞子「まさか、少人数でここまでやるとは」


GV「まだ全員じゃない?」


ゼロ「らしいな」


陽子「鋭いなぁ」


霊夢「観念したらどうかしら?」


魔理沙「そうだな」


陽子「まさか、対策をされるなんてまあそうよねヒントは言ってたみたいだし」


舞子「属性対策さえされればボンッだもんね」


魔理沙「なんだか、悠長に喋ってるな」


霊夢「勝利確信してるってことかしら?」


GV「それはありえそうだね」


陽子「うーん、それはそう・・・私が倒されれば闇が解放する」


舞子「あ、そうなんだいや太陽は光だからってことね」


霊夢「じゃ、決まりね!」


《それでそれで》



マリオ「なんか、単調に進んでるな」


ネス「そうだね、深刻だ・・・」


アイク「ボス戦前になったな」


《「さ、頑張ってあと少し!」》


マリオ「そうだな・・・上手く行くといいなーとか思ってる」


ネス「ぼく達はこれからも上手くいくよ!」


アイク「みんなで取り戻すしかない」


【次回予告】


美月「さてと、これをこうしてこうすればあ、戻った!よしこの調子で世界を戻してこー!」


詠子「来るとは思っていた」


美月「しまった!?」


詠子「だから、こそ 消すのよ」


美月「何を言って?」


次回【復活させてもあまり歓迎はされないが暖かい目で見てやって欲しいと思っている】

長期茶番 〜世界物語 18〜 【とある天空にあった幻に突撃したいと思いました】

【前回のあらすじ】

かくれんぼ

この物語作るのはいいけど、忘れました



《「それじゃあ、作戦はこんな感じで」》


ゼロ「じゃあ、本地に着いたら各自行動するようにな」


霊夢「そうね、魔理沙ガツンとお願いね」


魔理沙「任せとけ!久しぶりのマスパ撃つからな!」


GV「困ったことは絶対助け合う。忘れないでおこう」


シアン『GVは、単独行動しやすいもんね』


GV「あ、あははー・・・」


マリオ「なぁ、美月…」


美月「なんですか?」


マリオ「来なくていいんだぞ」


《「大丈夫!ちゃんと守ってあげるから!」》


マリオ「・・・


《「それじゃあ、そろそろ行こうか」》


マリオ「ああ・・・」


霊夢「それで、どうやって行くのよ?」


魔理沙「確かにな、私達は飛べるからいいけどさ」


GV「一応、僕も飛べるけどね」


ゼロ「高さをブーストして2段ジャンプ」


ネス「うらやま!」


アイク「まるで天馬みたいだな」


マリオ「いいなーいいなー、飛べるっていいなー」


ネス&アイク「飛べるよね?(だろ?)」


マリオ「アイテムあればな!」


《「残念だったね、夢異世界は高度限界制限があって」》


マリオ「システムが定めた高度以上に行けないってことか?つまり・・・辿り着けない可能性があるってことか!」


GV「なんだって!?」


ゼロ「霊夢魔理沙に先行してもらう目的がダメになったな」


霊夢「しすてむ?よく分からないけど空を制限するなんて酷いじゃないの」


魔理沙「そうだぜ!空は皆のものだからな!」


《「だーかーら、僕がそのシステムの裏をついてやるって言おうとしてるの!」》


マリオ「あ、そうなの?」


《「そーなんだってばー!」》


全員「早く言え」


《「キレそう」》



てなわけで



マリオ「作戦を伝えるまず魔理沙がマスタースパークをぶっぱなすそしたら霊夢と一緒に空中戦」


魔理沙「おう!」


霊夢「任せなさい」


マリオ「そしたら、ゼロとGVは敵の進軍の足止め」


GV「しっかりダードリーダーの整備したから大丈夫だよ」


シアン「復活は任せてね!」


ゼロ「こちらは問題ない、サイバーエルフも元気だ」


マリオ「それで、アイクとネスで城攻めだな」


ネス「久しぶりに暴れるかな!」


アイク「敵が来たら叩き斬るまでだな」


マリオ「決まったし頼む」


《「うん。それじゃあ、転送!」》



次回【少人数vs大勢】

投稿が160

え、もう160も投稿してるんですか

Twitterの方が呟くけどそれほど茶番も続いてるんですね

今はもう趣味程度でやってますが創作メモは現在進行形で見直しています


まあ、いつになるのかは不明ですが気分で書いていきたいと思います

まだまだやりたいことあるからね!ではこの辺でさらだばー!