【無限の残機】
夢美「マリオさん、わざわざ残機を使わなくていいんですよ?」
マリオ「残機無限なクセに何を言っている」
夢美「マリオさんの為なら死んでもいいし命を捧げたっていい」
マリオ「確かにお前は死なないだがな…」
夢美「嫌だな〜マリオさん、これ以上死体を積み重ねられては(死なれては)困るんですよ」
マリオ「おい、言っておくがな俺はEASYモードではなくHARDモードをやってるだけだからな」
夢美「辛口ってわけですか、ふざけてらっしゃることで」
マリオ「いいぜ、ここから巻き返してやるよ…」
夢美「いいですよ、ならやって魅せてください…まあ、無理でしょうけど!!!!」
ソイル「テ メ ェ ら ま と も に ゲ ー ム で き ね ぇ の か よ !!!」
マリオ「こーでもしねぇとテンション上がんねーわ」
夢美「んもー、邪魔しないでくださいよ」
ソイル「…そうか。分かった」
マリオ「・・・ゲームだからな?」
【ルドガーの料理】
とある昼下がり、珍しく人がおらず部屋に残っていたのがマリオとルドガーだけであった。そんな日の話・・・
マリオ「うーーーーーん」
ルドガー「テレビをじっと見てどうしたんだ?」
マリオ「いやー、それがさ…色々なゲームやり尽くしちゃたし対戦相手もいないから宝の持ち腐れ感出てるんだよな・・・」
ルドガー「俺、対戦相手にカウントされてないのか!?」
マリオ「お前って最近来たばっかだろ?環境に慣れる方が大変かなって今回はカウントしてないだけ、後対戦弱そう」
ルドガー「最初は凄くいいこと言ってくれてたのに最後のせいで台無しだよ」
マリオ「ゲームコントローラー握ったことなさそうだよなーお前」
ルドガー「・・・よし、やってみようかな」
そして・・・少し時間が経って……
マリオ「はい、オレの勝ち」
ルドガー「格ゲー………意外と奥深い!!」
マリオ「他にも格ゲーはあるがどうする?ちなみに、スマブラっていう愉快なパーティゲームがあるんだが・・・」
ルドガー「いや、それは遠慮しとこうかな…」
マリオ「なら、古いのでどうだ!」
ルドガー「それだったら・・・」
マリオ「んー・・・やっぱり気にしてる?」
ルドガー「?」
マリオ「いや、あのロイド衣装・・・」
ルドガー「あ〜・・・確かに!いや凄いけど!」
時間を確認する、熱中しすぎたのかいつの間にか時計の針はお昼の12時を指していた。
マリオ「っと…スマブラDXやる前に腹減ったな」
ルドガー「それだったら俺が何か作ろうか?」
マリオ「いいのか!?助かるぜ」
ルドガー「それに、料理してると無心になれるからかな?」
マリオ「負けたのが悔しいんだな」
ルドガー「それは違うな、むしろ色々興味が湧いてきた」
マリオ「その向上心、大変よろしい」
褒め言葉らしき言葉を聞きつつエプロンを着けながらスタスタと台所へと向かうルドガー、冷蔵庫の中身は自由に使用しいいというルールを聞いてるためサクサクと料理の準備を進める
ちなみに、冷蔵庫の中身は当番式らしく定期的に補充されているため食材がランダムなんだとか…ここの人達は一体、何を買った来てるんだ・・・?
ルドガー「〜♪」
マリオ「お、何の歌なんだ?」
ルドガー「あぁ、これ?これは証の歌って言うんだ」
マリオ「へぇ〜歌詞とかないタイプなんだな」
ルドガー「いや…歌詞はあったらしい」
マリオ「え、そうなのか?」
ルドガー「今はもう失われていると言われたな」
マリオ「そうか・・・どんな歌だったんだろうな?」
ルドガー「そうだなぁ……あ、でもマクスウェルが話してくれたんだけど元々初めて召喚した人が即興で歌ったらしい」
マリオ「アドリブ力すげぇ〜」
ルドガー「今思うと、確かにな。あ…そろそろ料理が出来るよ」
マリオ「待ってました!」
茹でたてのパスタに切ったトマトを盛り付けをして机に運ぶ
ルドガー「お待ちどうさま」
マリオ「ほほ〜う…トマトパスタか…!」
ルドガー「あ、トマト嫌いだったか?」
マリオ「いや、別に?」
ルドガー「良かった・・・」
マリオ「トマトは賛否両論だからな〜」
そう言った彼はトマトパスタを食べ始める。
賛否両論…か。
確かに、あの子はトマトが嫌いであの子専用料理をよく作った気がする・・・けど、兄さんはトマトが好きでよくトマト料理を作っていたっけな…
・・・ところで、なんであの子と兄さんの名前が出ないのだろうか
ルドガー「そうだな・・・。ところで味…好み分からなかったからかなり雑になってしまったが大丈夫か?」
マリオ「ん?ああー、味?大丈夫だ。と、いうかめっちゃ美味い!しばらくは料理当番お前に任せておきたいぐらい美味い!」
ルドガー「ははっ!」
マリオ「まっ、ルイージの方が美味いけどな!」
ルドガー「なんか・・・このやりとり・・・デジャブが・・・」
マリオ「お?歴史は繰り返されるってか?」
ルドガー「ぐっ!!よく分からないがよく突き刺さる!」
その後、マリオの評判が呼びしばらくの間ルドガーが料理当番をすることになった、器量が良いのかリクエストや要望に答えたおかげなのか彼の料理のレパートリーが一気に増えたそうな・・・
【ソイルとアース】
アース「・・・」
ソイル「・・・」
何故か見つめ合う2人、通りたくてイライラし始めアースは重たく口を開く
アース「なんですか?」
ソイル「いや、なんとなく」
アース「じゃあ退いてくださいよ、邪魔です」
ソイル「なーんか、すげぇ傷つくな・・・」
アース「そうですか…それはすみません……あの、そこを通りたいんですが」
ソイル「う、え、あ、ああーこちらも通せんぼしてすまなかった」
アース「いえ、では」
ソイル「なんか、不思議な奴・・・」
【記憶、の話】
夢美「よ!元気ー?」
ルドガー「わっ!いきなり現れないでくれよ…」
夢美「なんか、聞きたそうにしてたから来ちゃたぜ」
ルドガー「あ、そうなんだよ。丁度探していたんだ」
夢美「およ、そうだったの?気が付かなくてごめーんね」
ルドガー「いや、いいんだ」
夢美「んで、なんすか?」
ルドガー「ああ、俺の記憶がちょっととかしくて…」
夢美「無理やり召喚した弊害か…」
ルドガー「今、凄いことを聞いた気がする」
夢美「既に君という存在は正史で消えている」
ルドガー「…………だよな?」
夢美「君がちゃんと召喚に応じた以上!記憶は知らん!流石不幸EXだ!」
ルドガー「ちょっと待ってくれ」
夢美「ん?」
ルドガー「君が黒幕説じゃないのか?」
夢美「・・・ ・・・ ・・・」
ルドガー「・・・ ・・・ ・・・」
2人「・・・」
ルドガー「何故黙る!?」
夢美「いや黙るでしょ!」
ルドガー「なぜ!?」
夢美「ノリだ!」
ルドガー「ええ・・・(困惑)」
夢美「うーん、困惑されてもね…でも召喚で記憶が曖昧になるのはレアケースやはりもうちょい話してみる?」
R1 怪しいからもうちょっと話してみる
R2 もう話すことは無い
ルドガー「もう話すことはないかな・・・」
夢美「いいの?」
ルドガー「ああ」
夢美「じゃ!そゆことで!」
【別の選択肢】
ルドガー「(あの謎の間…やっぱりおかしい気がするな)もうちょっと話してみるか」
夢美「(いくら不幸だとしても結局特殊召喚の時、円式の文字ミスったなんて言えないボロを出さない程度で話すか)分かった、話そうか」
ルドガー「召喚って、どういう仕組みなんだ?」
夢美「ふ、良いだろう。まず召喚とは 声の呼びかけだね 応じてくれればありとあらゆる場所から引っ張ってこれるのが召喚だよ」
ルドガー「そうなのか、でも声が聞こえなかったんだよな」
夢美「それは特殊召喚だね」
ルドガー「強制なのか・・・」
「異議あり!!」
2人「!?」
マリオ「嘘は行けないな」
夢美「マリオさん!?」ルドガー「マリオ!?」
マリオ「この写真を見ろ!」
召喚の円式をよく見てみるとやらかしていたのだ
マリオ「と、言うわけでルドガーよ」
ルドガー「夢美・・・!」
夢美「やらかしてしまいました・・・」
ルドガー「そうか…本来なら秘奥義だけど・・・直せるのか?」
夢美「今はこんがらかっていますが徐々に戻っていきます。ゆっくりだから安心してほしい」
ルドガー「…分かった、それだけ教えてもらえてよかったよ」
マリオ「すげぇな…」
ルドガー「本当は正直に話してくれたほうがよかったんだけどな」
マリオ「だよな…だが次からは気をつけてくれるさ」
ルドガー「ああ、そうだな!」
おまけ【クロスなオーバー掛け合い】
マリオ「頼むぜ、ネス!」
ネス「マリオ、回復は任せて!」
マリオ「頼りにしてるぜ、アイク!」
アイク「ああ、任せておけ」
マリオ「ソニックーーーーー!!!」
ソニック「よっと、ピンチに登場だ!最高にクールだろ?」
マリオ「夢美!!」
夢美「貴方の御心のままに」
魔理沙「任せとけ!!」
霊夢「ちょっと、マリオ…もう少し早めに来なさいよ!」
マリオ「はぁ〜、たく巫女様は強引なんだからさ」
霊夢「月影?もうちょっと強引にせめなさいよ」
夢美「マジ!いいの?じゃあ、強引に行くぜ!」
霊夢「GV、雷撃麟と結界で多重防御結界を作るわよ!」
GV「なるほど、そんな使い方が…流石霊夢だね」
ルドガー「マリオ!」
マリオ「呼ばれて 飛び出て ほい来た!」
ルドガー「ソイル!」
ソイル「俺を選ぶとは…お目が高いじゃねーか!」
ルドガー「こはく!」
こはく「報酬はカレーパン作ってもらうよ!」
ルドガー「アース!」
アース「よし集中砲火だな、位置調整は任せておけ!」
GV「モルフォ、キミの翼(チカラ) 借りるよ!」
モルフォ「GV………!ええ、もちろん!!」
GV「ルドガー、頼りにしてるよ」
ルドガー「ああ!」
GV「マリオさん、頼りにしてもいいですか?」
マリオ「おいおい、2Dの後輩なんだから先輩にドーンと任せておけよな」
GV「夢美って、やっぱり…変人だよね?」
夢美「GVだってさ、周りの認識の仕方が変だからね?」